昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

テレビマンは丸パクリして恥ずかしくないのか

一日のうちで唯一テレビを見る時間帯があるのだが。
普段は録画した番組を見ているが、録画のストックが切れているのでリアルタイムの番組をつらつらと見ていたらば・・・
うーむ、まだ”丸パクリ”の番組って作っているんだ~。

それはBSTBSの番組なのだが。
シンプルな紀行番組。つらつらと見るにはちょうどよい感じの。
世界中の街をナレーターが歩いているかのようなセリフと視線で構成されている。
現地の人と会話したりしてね。

いや、この形式って、NHKBSの”世界街歩き”って番組と全く同じじゃん?
てか、BSのチャンネル間違えたか?と思ったくらいに同じ作り。

これほどまでの”丸パクリ”をやっている番組関係者は恥とかの概念を持ち合わせていないのか?

よく考えたら、かなり以前にも同じことでこのブログに書いたことがあったような・・・
てことは、丸パクリ番組を恥ずかしくもなくずっと流し続けてきたわけだ。

現在のテレビ関係者に必要なことは”恥”という概念を持つことではないのか?

本気を出して本当につまらないテレビ

24時間テレビの話が続きます。
24時間テレビに感じる日テレの本気。
https://jisin.jp/serial/エンタメ/oshimarie/30294

24時間テレビについてこれが最もよくまとまったコラムですな。
”長時間耐久”で感動させるなんて、もう現代はブラック○○の助長でしかない。

で、イヤなら見なきゃいいじゃん、ということになるのだが、
これだけ日テレが”本気”を出していると、他の局もそれに遠慮したのか、他局もいつにもましてつまらない番組ばっかし。
飯を食いながらテレビを見るか・・・と思ったのに、これが見事につまらない番組が他局に並んでいた。BSを含めても。そういう時に限って録画番組のストックもない・・・

いや、タレントの”裏かぶり”を避けるというテレビ局の慣習は聞いたことがある。
だから裏番組ではロクにタレントも出せない。
だからわけが分からない番組ばっかりになる。
現在の番組作りがいかにタレント頼みか、ということをはからずも実感。

結局、24時間テレビってテレビのつまらない部分を再認識させる行事であると思うのだ。

24時間テレビっておもしろい?

このエントリーがアップされるのはかなーり後のことだが、
24時間テレビランナー発表引っ張りすぎ。
https://www.daily.co.jp/gossip/2017/08/26/0010497678.shtml

24時間テレビっておもしろいすか?
私は全く見ていない。
それなのにこういう話題になるのは、Yahooニュースに芸能ニュースしか並んでいないから上記記事をついクリックしてしまって。

24時間テレビの意義は否定するものではない。
24時間テレビがあったから紹介された事柄もあるだろうし。

しかし、感動話を無理やりひねり出す感は嫌悪感を覚える。
24時間ランナーもその一つか。もはや。
しかも、その発表を引っ張りまくったらしい?
「衝撃の○○はCMの後で!」というような、制作者には脳ミソが入っていないのではないかというような引っ張り方を24時間ランナーでもやってたのかね?
24時間テレビも低俗になったんだねえ・・・

もう変な作り方、無理やりな作り方をするのは止めて、24時間次々と芸人を出してライブをやるとか、吉○新喜劇を24時間やるとか、にした方がいいのではないかね?

電気自動車へシフト、は浅い考え方

最近、電気自動車へのシフトに関する批判的記事が多いような気がする。
ここまでいろいろあると、欧州の電気自動車への急激なシフトに対して一部業界が危機感を持ってあちこちにそういう記事を書かせているのではないかとすら思う。
しかしこのコラムを読むと、電気自動車へのシフトを声高に叫ぶ側も胡散臭さを感じるようになる。
内燃機関の全廃は欧州の責任逃れ。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1708/21/news035.html

ざっくり言うと、ディーゼルエンジンなどが出す有害物質の対策を欧州自動車メーカーは怠ってきた、もしくは”ごまかして”きて、当局もたいした指導をせず、ということ。
まー、内燃機関の技術はもう日本メーカーには追いつけなくなったので、一足先に電気自動車へシフトしてしまえ、という意識か。

いずれは自動車はEVになるだろう。
しかしそれは今とか十年後ではナイ。
他の散見されるコラムでは、帰宅後に一斉に充電を始められたら電力不足になる、とか。
そのための電気を作るのには現状では二酸化炭素を出す方法しかない、とか。

ちなみに、太陽光とか自然エネルギーで電気を作るのだって二酸化炭素は相当量排出される。そのシステムの製造時に。
太陽電池を作るのにどれだけのエネルギーが必要なのか。
また、ある試算によると、風力発電機製造時に排出される二酸化炭素量は風力発電によって削減される二酸化炭素量とトントンであると。

本当にエコのことを考えるならば、ここまで考えないとね。
電気自動車を盲目的に推進しようとするのはものごとを表面的にしか捕らえられない輩の議論。
電気自動車を普及させたいならば充電スタンドを現在のガソリンスタンド並みに整備しなければならないし、
そのための電気も自然エネルギー由来で作らなければならない。

そして自然エネルギーによる発電所を作るためのエネルギーは結局火力。すなわち二酸化炭素を出す。
自然エネルギーによる発電で自然エネルギーによる発電所を作るだけのエネルギーを得るようにすることが先。

EV、例えばリーフなどの長距離走行インプレは、大体が充電残量との戦い。
たかが200キロ程度走るのに残充電を気にしながら走ってたら危険だよね・・・

 

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効果が分からない蚊取り機器?

本エントリーがアップされる頃は季節外れになっているかもしれないが・・・
「蚊との戦い」進化の歴史。
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO19604750T00C17A8W11301
なんかよくわからん話になっている・・・

というのは、上記コラムの後半でこの機器を紹介しているのだが。


 

 これは紫外線などで蚊を惹き付けてファンで吸い込むという、薬剤などを使わない蚊取り機器。
上記商品リンク先ではすごい効果なのだが、
冒頭の記事中では・・・・・・
・・・何を言っているのか、この記者は、っていう感じでよくわからない。
20匹の蚊を2匹しか捕らえなかったし、その間に記者も4か所刺されたと。
これのどこが”効果がある”のか?

いや、”記者”の気持ちはよく分かるのだ。
商品紹介記事を書くために取材して実験したのだがロクな結果にならなかった、だからなんかよく分からない文章を書くしかなかった、のでは。
実際、”効果がある”という意味の文は一文も書かれていない。
うーむ、効果が無い商品の取材記事を書くのは大変だったことだろう・・・