昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

紙パックのスティック型掃除機・・・ちと高い

スティック型掃除機で、同型でサイクロン式と紙パック式があるものの紹介記事。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22182640S7A011C1000000

えーと、これか。(紙パックの方)


 

うーん、ちと高い・・・高い。
ちなみに、上記商品リンクだと機能説明がロクにない。
冒頭の紹介記事が詳しい。

この値段の高さでつらつら考えた。
普通の掃除機をスティック型化しようとしたんだろうなあ、と。
だからこんな価格になっているのでは。
あともちろん、コードレスなのも価格の高さになっているのだが。

スティック型というだけでも結構便利。
だから何とかセンサーとかの機能は省いて価格を安くしてもいいのではないか。

いや、こういったセンサーはバッテリーのもちを長くするために必要なのかもしれない。
掃除状況でモーターの出力を変えるということで。
吸引力が必要な時だけモーターの出力をあげる、という仕組みらしいが・・・

もちろん、探せば機能が単純で安いものもあるだろう。
そういうのが好みの人はそっちを買えということかな?

あと、あったらいいなあと思うのは、
コードレスでも使えるしコードを繋いでも使えるという掃除機。
バッテリーが切れたらあたふたとコードを繋ぐのだ・・・
探せばあるのかな?

”貯める”技術が重要

このブログでは原発の是非は論じませぬ。
その上でこの記事を読んでいただきたい。
日本も原子力発電ゼロは「達成できる」。
http://president.jp/articles/-/23447

太陽光発電パネルを作るのにもかなりのCO2が排出される、とか
風力発電機は耐用年数まで使ってCO2的にはトントン、とか
いう話は今回は脇に置いておく。

上記記事は、”再生可能エネルギー”にはさらなる可能性があってどんどん開発すれば原発分はカバーできる、ということか。

そして、この記事を読んで思ったのは、これからは”エネルギーを貯める”技術が重要になるんだなあ、ということ。
上記記事中では揚水発電が取り上げられていたし、電気自動車等のバッテリーも蓄電装置として見ることができると。

もし今よりもエネルギーを貯める技術が発達すれば、再生可能エネルギーは爆発的に普及するだろう。
エネルギーを作れるときにどんどん作っておけばいいわけだから。
夏場、あるいは南国地方でどんどん太陽光発電をして、それを別の形に変えて他の地域・時期へエネルギーとして供給できるし。
(もちろんそんなことはすでに検討されているだろうが)

エネルギーを貯めることによって利用効率が多少が落ちるとしても、上記記事中で紹介された揚水発電の85%もあれば十分なのではないか。

エネルギーを貯める形式は、揚水発電のように位置エネルギーだとか、
水素だとかバッテリーだとか、
それ以外には私には思いつかないが、まだまだ何かあるはずだ。

そしてこんなことを思ったのは、揚水発電の効率が85%程度という話から。
これでも十分に役立っているわけで。
利用効率を限りなく100%に近くしなければならない考え方があるとしたら、
それは、ポイントが付くからと言ってムダな買い物をすることに似ている。
ポイントに踊らされずに全体として節約になるかどうかが重要なのだ。
再生可能エネルギーの”保存”もこれに似ているのだ。

思えば、人類は”貯める”ことによって発展してきたのではないか。
経済的な話ではナイ。
例えば、保存しやすい、すなわち貯めやすい”穀物”によって食糧事情は改善されたし。
冷蔵庫などの食糧・食料の保存技術によってその後どうなったかは言うまでもありますまい。
人類が火を使いこなす以前は太陽光のみが熱源であったわけだが、
燃えるもの、すなわち木とか石炭とか石油とかを貯めることによっていろいろ発達してきた。

だから、エネルギーを貯める技術がもっと発達すれば世界もまた発達すると思った次第なのだ・・・

私の感性はやはりおかしいかも?

このブログに来た方の中には「何言ってんだこいつ」と思う人も少なからずいるでしょう。
ま、”へりくつ日記”ですからなあ。

しかしながら、自分の感性が世間一般とはやっぱり違うんだなあ、と思ったのがこの記事。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/264450/102300076/

N-BOX自体の評価のことではナイ。
N-BOXはすごくいい車だと思う。
代車(前モデル)でちょっと乗っただけで「お?」と思った。

でもデザインは、発売当時は「なんだこりゃ?」と思ったのだ。
見慣れてきたら、なかなか味があるなあと思うようになったが。

しかし、上記コラム中ではN-BOXのデザインはかなり好評だったようなのだ。

まー思えば、
私が面白いと思ったドラマは低視聴率だし、
面白いと思った芸人は売れないし、
面白いと思った番組も長くは続かない。

ま、いいか。
世間に合わせなければいかんというものでもないですしねえ。
世間一般が見ない面を観察するというのも大事なことだと思うのだ・・・

”ライフログ”の世界が来たら・・・

とあるラジオ番組にとある有名ブロガーが出ていて
(胡散臭いことばっかり言っているブロガーではない)
自分の個人情報を売ろう、なんて話をしていた。
ライフログ”の話。

自分がどこで何をしていたか、何を食べているか、何を買っているのか、などなど。
例えば、車を運転していてその走行データで安全運転かそうでないかがわかる。
安全運転ならば保険料が安くなる、とか。
自分のライフログを差し出して、それによって保険料とかが安くなるのであれば、みんな安全運転とか健康的な生活をするのではないかと。
ライフログを差し出せない人は何か後ろめたいことをしているのではないかと。

この意見、私は”当面の間”はいいのではないかと思う。
普通の人は普通に生活してりゃあいいわけだ。
それでライフログを差し出すだけで自分の利益になる。
後ろめたいことをしなければいいだけの話。

反対する人の意見ももちろん分かる。
こういったことは”監視社会”につながる。
そんな社会になったらどうなるか想像に難くない。

でも、そんなことになるのは十年後くらいなのではないか。
最初のうちはうまく回るのではないか、と思うのだ。

しかしながら、このライフログサービスには二つ欠点がある。
まず、例えば”健康的生活”をしているかどうかの評価があったとして、
その基準が間違っていたらどうなるのか。
コレステロールとか油とか、ときどき見方が変わりますわな?訂正されますわな?
間違った健康基準で評価されたくないよね!

あと、スマートフォンを持っていない人はライフログを差し出せないような生活態度の人ではないかと疑われてしまうこと。
ライフログの取得はスマートフォンありきだ。
スマートフォンを持ちたくない人だっているし。操作性および料金の観点で。
腕時計型ライフロガーなら、といっても、腕時計したくない人だっている。
(私もしていない)

というわけで、ライフログサービスは是々非々ってことで・・・

昔のスマートフォンの方が持ちやすい

まだ一日に一回くらい、古~いスマートフォンN-04Dを使っている。


 

今メインで使っているスマートフォンは防水ではないしワンセグも見ることができないので、
このN-04Dはふろに入るときのワンセグやラジオに使っている。
ちなみに防水とはいえ一応ジップロック袋に入れているが。

で、最近思ったのが、
今のスマートフォンよりも、この昔のスマートフォンの方が持ちやすい、と。

”持ちやすい”とは手になじむということではなく、”保持”しやすい
筐体に角があるのでその部分が指の根元に引っかかって”保持”しやすいのだ。

昨今のスマートフォンの形状は何を考えているのか知らんが角を丸めて手に”なじむ”ようにしている。
しかし”なじむ”と”保持しやすい”とは別

それでなくてもスマートフォンは”掴みにくい”。
角がなく丸かったら掴みにくく、ただ手のひらに乗せているだけ。
なんかこれがムズムズするんだよなあ。

外形設計者はたぶん人間の手の構造について何か勘違いしているんだろうなあ。
あるいは↓のように地球人ではナイ、とかね。(笑)

 

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