昔気質技術者のお小言

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アナログレコード人気を維持するためには

アナログレコードは本当に人気?

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/111200014/072700045/


アナログレコードが二けた億円も売れているとは驚き。
しかし前にも書いたが、”懐古趣味”だけではすぐに”ブーム”は去る。

この手の記事ではアナログレコードが”なぜ”売れているかの分析がナイ。
いや、「音が柔らかい」とか言われていてそれを好む人が買っているとはされている。
しかしそんな漠然としたものでは私は納得できない。
音が柔らかいってナニ?

懐古趣味だけではもうとっくに売れなくなっていたはずだ。
アーティストは懐古趣味でアナログ盤を出していると思われるが、
買っている人の相当の割合は”音が良い”と思って買っているのではないか。

その”音の良さ”をきちんと分析して”売り”にすればアナログレコードはこれからも人気を維持できるのではないか。

デジタル音源と周波数特性を詳しく比較するとか。
単に音源の周波数特性を比較するのではなく、人間の頭蓋骨の振動も同時に分析しなければならないでしょうな。

てか、音響メーカーはこのくらいのことはもうとっくにやっていると思うのだが・・・
それが公表されていないということは、
もしかしたらデジタル音源にとってヤバい結果が出ている?とか、勘ぐってしまうなあ・・・

しかしながら、やはり何かをしながら音楽を聴くようなときはデジタル音源の方が圧倒的に便利。
デジタル機器とアナログ機器は共存できると思うのですけどねえ・・・

レコードプレーヤーって意外に安いなあ↓


 

でも本当にアナログレコードの”良い音”を聴きたいならば、単機能レコードプレーヤーときちんとしたアンプを揃えた方がよいですな、当然。