昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

やっぱりWindowsではモバイルできないかも

超小型PC、GPD Pocketレビュー。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1079088.html

いや、なかなかいいかも?
ちょっと無理して買うか?とも思ったが・・・

しかしちょうど長距離ドライブの計画を立てていたこともあり、思い直した。
現在のWindowsではモバイルできないなあ、と。
かなり前のAndroidが影も形もなかった時代ならば、この大きさが持ち歩く用途のPCとしてはかなり良いものだったのだが。

現在のモバイルデバイス、すなわちスマートフォンタブレットでは何をするか。
出先での単なる情報収集だけではなくなってきている。
そのうちの一つがGPSを使ったナビゲーション。
カーナビ、あるいは徒歩ナビとか。

Windowsでは”ナビゲーション”用のソフトがナイ。
あるのは現在位置を表示するものだけだ。
昔、ノートPCを車に固定してGPS受信機をUSBでつないでカーナビとして使ってみたとすることをやっていた人もいるのだが、結局は現在位置を地図上に表示していただけだった。
現在でもネット上を探してみてもそれくらいのことしかできないようだ。
つまりWindowsにはナビゲーションソフトが無いのだ。
Androidだったらいろいろ出てますわな。使いやすさは別にしても。

現在でもまだWindowsはモバイルデバイスとしては使えないOSなのだ。
そういう用途のソフトを作る人が少なくて。

新しいモバイルデバイス用OSが開発されているらしいが、それが普及するまではあとどれくらいかかるのだ?
普及しなければよいソフトも出てこない。
ソフトは一つだけでは普及はしない。ある程度の選択肢が増えないと普及はしない。
そしてその間もAndroidも先へ進んでいる。
だからWindows系に手を出す人は少ない、という悪循環は続くだろう。残念ながら。

それこそソフトもハードも一気に多数を売り出せば一気に普及させられるかもしれない。
しかしそれはメーカーのリスクが大きすぎる。

私の用途に限って言えば、モバイルはネット閲覧以外ではラジオとナビゲーション。
ラジオはWindowsで使った方がよいこともある。
でもナビゲーションはWindowsではなんともならない。

Androidバイスも結構使いにくいんだけどねえ・・・
動きが重くなっているのかタッチパネルの反応が鈍いのかどちらなのか分かりにくいし。
Windowsならばキーやマウスなどで操作するから、動きが”重い”ってのがすぐに分かって、じゃあ待つかということもしやすいのだがねえ。