昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

MVNOの存在意義

楽天モバイルの新料金プランが話題になっているんだかいないんだか。
その一方で、いわゆる”三木谷割”が廃止されたとの観測。

三木谷割とはセット端末を安く、たまに激安で販売していること。
私の現在のスマートフォンも3,800円で買った。事務手数料が3,000円だったが・・・

そして、「三木谷割がない楽天モバイルに存在価値はあるのか?」という意見。
ま、確かにそうでしょうなあ。

MVNOなんてどこもどんぐりの背比べ状態。
大した違いはナイ。ハナの差程度の差。
その中から、例えば会員になっている○○と同じ会社が運営しているから△△にしよう、と選べばよいのだ。

MVNOは百花繚乱、粗製乱造?
根本的な違いはないと言ってよい。
料金プランの違いなんて些細。
スマートフォンをほとんど使わないという人が料金の安さだけで選ぶものだ。
なんちゃらのアプリ利用はデータ通信量にカウントされない、なんてサービスもあって注目されてはいるが、
通信速度が劇遅になる時間帯だとそれも使えないでしょ?
利用者が多い時間帯とは自分も使いたい時間帯。
そういう時間帯はほとんどのMVNOの通信速度が劇遅になる。
ま、”地方”だと大丈夫かな・・・?

こう考えてみると、MVNOの存在意義とは、その料金の安さで大手キャリアにプレッシャーをかける、ことしかない。

あ、楽天モバイルはもう一つ使えるところがあった。
客寄せ料金プランのベーシックプラン。
通信速度は劇遅になるが使い放題で月額645円。
256kbpsでも結構使えるもんだ。
radikoはまっっったく問題なく使えている。
大量のデータをダウンロードするときだけWiFiに繋げばいいのだ。

しかし、このプランが256kbpsの速度であることはサイトの月額料金表には全く記載されていない。詐欺的~!
ま、ちょっと考えれば分かるんだけど・・・