カローラ3ナンバー化は失敗するだろう
次期カローラが3ナンバーボディになるのではないかという観測。
http://toyokeizai.net/articles/-/193643
ま、カローラを3ナンバーにしたらもう売れないだろうね・・・
いちいち指摘するまでもない話ではあるが、
カローラを最初から指名買いするのはどういった層か考えればわかる。
若者ではナイ。
”トヨタ派”のジジイだけだ。
あとは、いろいろ車を見比べてカローラがちょうどよいと判断した人。
そんな車が大きくなったらどうなるのか。
敬遠する人が増える。
大きいセダンをありがたがるのは、高級車を欲しがるジジイだけだ。
そしてカローラには”高級車”のイメージはナイ。
そもそも、このコンパクトカー全盛の時代に、”大きくする”ってのは化石的考え方だ。
TNGAに基づいて開発すると3ナンバーにならざるをえないという観測だが、
もしそうであればTNGAのそもそもの設計が間違っているね。
昔、3ナンバー車の税金が安くなってから車が大きくなる一方だった時期がある。
コンパクトカーなんかロクなものがなかった。
そして当時は電子部品の小型化圧力が強くなってきた時期で、思ったものだ・・・
車の設計は楽でいいよなあ、スペースが足りなかったら外形を大きくすりゃあいいんだもん、と。
大きな車を好む人はもちろん少なからずいる。
しかしそういった人は”大きなカローラ”は別に欲しくないだろう。
車ってえのは、優先する順番は人によって違うだろうが、
使い勝手と外観のデザインが両立されているのが最高なのだ。
外形が大きい車はそれには決して当てはまらない。