昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

完成車検査問題はメーカーの”意識”の問題

日産に続きスバルも無資格者が完成車検査をしていたという報道。
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20171027-10275725-carview/

検査の現場で法令遵守の意識が薄かった、などと説明しているらしいが・・・

上記コラムでは「国の制度の問題」も指摘しているが。
すなわち”性善説”に基づいていると。

でも、”検査”というのは品質保証の最終段階である。
国にああしろこうしろと言われるまでもなく、それなりの検査体制と能力を持った人員を配置するのはメーカーとして当然。
それなのに日産とスバルは・・・ということになる。

つまり、今回の”無資格者検査問題”にはメーカーの姿勢というか意識が表れているのだ。
今回の問題はここ数年の話ではないとも聞く。
だから、”メーカー”としてやっぱり、ということになる。

スバル車は故障が多いと私は認識している。
「ちょくちょく故障するね~」とか「ミッションが壊れて修理代で新しいラケット買えなくなっちゃったよ~」なんて話をちょくちょく耳にしてきた。
もしも”品質”が完ぺきであるならば、故障は滅多に起きない。
この場合の”品質”とは設計段階からも含めるものだ。

メーカーとしての品質に対する意識が”無資格者検査”という形でも表れたものと考えられるのだ。

”品質”とは最も地味な技術であるが、最も基本的、根本的な技術でもあるのだ。
特徴ある変わった車を作ることなんか品質向上に比べれば簡単なことだ。
デザインがいいとか使い勝手がとか、そんな表面的なことばかりしか見ることができないと、品質が悪い車をつかまされますぞ・・・

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