昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

テニスがヘタでも道具は大事

テニスはレッスンでしかやってないようなおねえさん(お○さん)、ガットは何年も張りっぱなし。
張り替えると全然違いますよ~?と時々勧めるのだが、
「私なんかの腕前じゃガット張りかえても同じ・・・」などと。

いや、あなたはまじめにやっているから、ガットをきちんとしたものにするとかなり変わるんだけどなあ・・・
古くなったガットに比べて新しいのは、まず反発力が違う。
弾むということは打つ時に余計な力が入らなくなるということ。

そしてインパクトの感触がこれまた全く違う。
古くなったガットだとゴツッとした感触になりがちなのだが、これがすっきりとした感触になる。
そうすると何がいいかというと、これまた余計な力が入りにくくなるのだ。
インパクトの感触は身体にフィードバックされて脳が認識して、次のスイングに影響を与えるのだ。

そして、私のように非力なものにとってかなり重要なのがグリップテープ。
ウェットグリップテープが新品で滑りにくいと、グリップを保持する力が最小で済む。
ということは、これまたスイングに余計な力が入らなくなるのだ。
テイクバックから腕に力が入っているとスイングの軌道がずれる → ラケットの真ん中に当たらない。

私のように非力だとインパクトの”タイミング”で打つしかない。
とするとスイングで余計な力が入らない方がスイング起動が安定してよいのだ。
余計な力が入っていると腕の動きが渋くなるのだ。

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初級者ほどグリップテープに気を遣った方がよいと思うのですけどねえ・・・

ま、”手打ちドヤ顔オヤジ”は関係がない話ですが・・・腕力だけで振り回しているからどのタイミングでインパクトしても関係ナイ。

というわけで、私のグリップテープの消費量は激しい。
というわけで、また購入せねばという状態に。
ホントは最も良いグリップテープはこれなのだが。


 

今はどうか知らないが、昔はヨネックスのグリップテープはすぐヘタったものじゃった。ウェット感がすぐに無くなる。
それに比べるとこれはウェット感の耐久性が高いし巻きやすいし。

しかし12本入りでもやっと一本200円を切るくらいの価格。
試合にも出なくなったので200円でももったいないなあ・・・

なので最近は激安のこれを。


 

 
ホントはバドミントン用らしいのだが・・・
これはウィルソンのに比べるとウェット感の耐久性は劣るが・・・何といっても価格が!
この手の商品はケチョンケチョンにこきおろしたレビューが散見されるものだが、これはほとんどないなあ。

実際に使ってみても新品の状態のウェット感もそこそこあるし、ウェット感のもちは昔のヨネックスのグリップテープよりも上。
ウィルソンのグリップテープの倍の頻度で張り替えたとしてもコストは同じ。
実際は倍の頻度ではないので、やはりこっちがオトクか。