昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

テレビはもはや”情報源”ではナイ

ある日ふとテレビを見ていたら、膝痛に効く食材、という言葉が。
私は幸いどこも痛くないが、老親が腰が痛いとのことで役に立つかなと・・・

で、その食材は何?とその番組を見ていたのだが、なかなか出てこない。
引っ張る引っ張る。
CMまたいで、CM明けにはフランスまで行ったという風景を流して、まだ引っ張る。
10分くらい引っ張って、「アボカド」。

なんですぐに言わないのかねえ?
”CMまたぎ”も批判され始めて久しいのに。
番組制作者のツラを見てみたい・・・

CMをまたいで煽って煽って引っ張るというスタイルは馬鹿な番組構成の典型的なものだが、
情報番組でもそんなことやっているのね?
これじゃあテレビ自体の視聴率が下がるのはアタリマエだ。

何か具体的な情報が欲しかったら、ネットを探せば”すぐに”出てくる。
今回見た番組は10分も引っ張られた。
待っている間にネットを探した方が早い。
つまり、この情報番組はもはや”情報番組”としての体をなしていない
ただの煽り番組。

テレビを見る人が減少しているという現象はこういった番組の作り方が原因の一つではないのか。
”情報源”としてはクダラナイものになっているから。
(ニュースは別だが)

一応、テレビだとそれなりの識者が解説する。
ネットは某まとめサイト問題であったように、いっかげんな情報ばっかし。
しかしそれはきちんと読めば選別できる。

テレビ番組はもう、昔の作り方じゃダメなのさ・・・