昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

タッチタイピング、おじさんもできないけどね・・・

スマホ世代、キーボード克服への道 会社では必要!
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO24673050V11C17A2W11300
これを書いた”記者”の人、年齢のわりにしっかりした文章を書くなあ。
たぶん先輩の指導が入っているとはいえ。

ま、それはともかく。
最近の若者はキーボードを使えない人も少なくないような話はたまに聞いていた。
私の周りではそんな人はいないが・・・
数年前だと大学生の方がキー打ちが速かったのだが。ちなみにスマートフォンはもう一般的になっていた時期。
めっちゃ速かったよ。
オレがカチャカチャと打つところを”カチャ”って感じで打ち終わる。
聞けば、生まれたときから家にパソコンがあって、名探偵コナンとかのキー入力練習ソフトで遊んでいた、とかで。

我々の世代はやっと机に置けるコンピューターが出てきた時期。
当然Windowsよりも前。
両手でプログラムを入力していると尊敬されたものだった。

それでもパソコンが普及してからは両手で打ち込めるようになったし(自己流だが)。
タッチタイピングができなくても不都合はない。
まー、理系だから?原稿書きよりもデータ整理の方が多いから?

若いころにパソコンを使っていない、てのはどういうことかと思ってしまう。
卒論書くのはパソコンが必須だと思うけどなあ。卒論書きをやればひと通りのことはできるようになると思うけど。
スマートフォンで卒論も書く、なんて話を聞いたこともあるが、そんな大学はロクな大学ではないだろう。ツイッターとかの延長線上の文章でも認められるようなレベル。

キーボードで打ち込むという行為は、情報を出すという能動的行為なのだ。
少し広めの画面で情報の全体の構成を見ながら、整理しながら。
スマートフォンだと、ほぼ情報の部分的閲覧のみになってしまうのだ。
インスタとかへのアップも情報を出す行為だが、長文は打たないでしょ?

若い人もうちへ帰ったらパソコン使おうよ。
LINEとかは仕方がないが、その他はパソコンで。
ただ動画見ているだけとか検索しているだけでもかなりマシだと思う、スマートフォンだけよりは。