昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

”自浄能力”があるのはどっちの大学ですか?

弘前大学でのハラスメントが話題になっていますが。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171226_23011.html

 

そして山形大学の問題。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171204_53034.html

 

注意されたい。

弘前大学は”公表”しましたが、山形大学は公表していない、パワハラがあったとはこれまで認めていない、のです。​

​どちらが大学として自浄能力があるのか。​

もっとも、弘前大学も公表まで1年もかかっていますがね。

 

​公表せずもみ消されたハラスメント事例なんか他の大学でも確実に多数あります。​

大学はハラスメントが起きやすい組織で、”もみ消し”したがる組織なのです。

”もみ消し”したがるのは、ハラスメント問題があったとなると文部科学省からの印象が悪くなるから。

しかし、ハラスメントがあったことを認めて公表した大学の方が”自浄能力”があると文部科学省も判断した方がよいのではないですかね?

どうせ大学内ではハラスメントが起きるのだから。

 

ハラスメントの訴えがあっても、本人にその気がなかったとして、ハラスメントの認定をせずもみ消された例もあります。

​何年間も”被害者”が出ているにもかかわらず。​

 

それを考えると弘前大学は、当該教員本人が「実行するつもりはなかった」と言っているのにハラスメント認定をしているので、自浄能力がまだあって、

山形大学はここまで来ても認めていないので自浄能力がナイ、と考えることができます。​

 

そもそも大学はハラスメントが起きやすい組織。

なぜそうなのかといいますと、それは教員の人間性によります。

”教員”とはすなわち教授とか準教授とか助教とか。

彼らは博士ならば論文とかの研究実績で大学に採用されます。

教員採用試験を受けているわけではありません。

 

そして、多くは大学院生からそのまま博士になり教員になります。

​つまり、一般社会を経験していないのです。​

でも”博士”になることはでき、教授にもなれる。

​そりゃあ自分が優秀だと勘違いしている輩が多いでしょう。​

 

「民間企業で働いていたことがある」なんてうそぶく教員はもっとヤバいです。

​それは民間企業、すなわち一般社会に適応できなくて大学に逃げ込んできた輩だから。​

学生とか弱い者に対して嫌がらせに走るのは当然。

 

弘前大学の当該教員について”マジキチ”などとネットで言われていますが、

​​明らかに重篤な精神疾患があるのに助教をやっている、というのも見たことがあります。​​

大学ってそんなとこです。

以前に見た東大教授の民間企業へのハラスメントも酷かった・・・

罵倒、暴言しっぱなし。

それでいて、お金を出してくれる企業の人にはヘコヘコ。態度の豹変を目の前で見ましたがな。

 

もちろん、博士や准教授になった頭の良さを”人間関係”に適用している人格者もたまにはいます。

これは付け加えておきたい。

しかしそれはごく少数。

 

大学とはそういう組織です。

河北新報あたりにはもっと各大学を調べていただきたい。

いろんな事例がゴロゴロでてきてネタには困らないはずです。

ま、他の地方新聞社は調査報道の能力がないので、河北新報しかできないと思いますな。