昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~ 車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

”健康に良い”食べ物情報のアヤシイところ

何気にテレビをつけたら、また”健康に良い食品”の話が。
今回はオリーブオイル。
長寿の人が多い地域でのオリーブオイルの食べ方を紹介したりとか。

この手の話でいつも思うのは、
”食品”ばかりを近視眼的に見ていて、長寿の人の”生活”を見ていないこと。

例えば、お茶を一日何杯以上飲む人の長寿が多いとかの話。
お茶を多く飲んでいる人の様子なんか紹介されるが、それを見るとのんびりお茶をしている。
きちんと急須で入れてね。
「あー、おいしいね」なんて言ったりしてね。

健康に良いのはお茶自体ではなく、お茶をのんびり飲めるような”生活”にあるとは考えられませんかね?
普通の忙しい人が、昼食後にゆっくりお茶飲んだり、3時のおやつにお茶をゆっくり飲んだり・・・なかなかできないでしょ?
普通に働いている人は、昼食と一緒にペットボトルのお茶を流し込むくらい。
(言っておきますが、ペットボトルのお茶もなかなか美味しいが)
勤務中に3時のおやつの時間なんかないでしょ?
家に帰っても家事やら何やらで忙しい・・・
夕食後にせいぜいお茶してホッとするくらい?

つまり、お茶を○杯以上飲むと健康に良いのではなく、
”のんびりと”お茶が飲めるような”生活”が長寿につながっているのだ。
はっきり言うとストレスの有無。

赤ワインでも同様の指摘があった。
赤ワインを一日○杯以上飲むと・・・ではなく、
赤ワインが合うような”食事”が健康に良いのではないかと。

で、オリーブオイルの件。
オリーブオイルは私のようなビンボー人には高価。
そんなもんを何にでもかけるなんてことはできない。

オリーブオイルが身体に良いというよりは、オリーブオイルを好きなように使えるという経済的余裕がある生活をしているのが長寿につながっているのではないのか?
オリーブオイルの産地での使い方も紹介されていたが、そういうところはオリーブの収穫などの身体を動かす仕事の人が多数。
つまり、健康的に身体を動かしている。

まだ他にも似たような話はあるぞ。
歩くのが健康に良い。
ま、これは間違いないと思うが・・・
朝とか夕方とかにゆっくり散歩できるような時間を取れる生活が健康に良いと考えられないか?

いろんな媒体で紹介されている”健康に良い食品”なんかは
ほとんど”食品しか”見ていない。
”生活”を含めた”俯瞰”が全くできていないのだ。
ま、”俯瞰”するとパラメータが多くなってわけわからなくなるんでやりたがらない人は多いがね・・・