昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

素人にたかれば番組制作費は安くつく

”素人”にはギャラは払わないだろうからね!

最近、テレビをつけるとバスの旅とかそんな番組をやっていることが多いような気が。
ま、よく言われるが、テレ東のパクリ企画だろうけど。

で、そういった番組ではタレントが飲食店を探すのにとても苦労したりする様子が中心。
まあ見ている分にはほのぼのしてていいんだけどね・・・

でもいっつも思います。
タレントがなかなか飲食店を見つけられずひたすら歩いていたりと大変そうなのですが、
それより大変なのは”スタッフ”だよな!!と。
出演タレントは好き勝手に歩いているだけですが、
スタッフはそのタレントのペースに合わせて歩いて、しかも録画機材、時には照明機材を持っています。
タレントのいろんな角度からの映像を撮るために行ったり来たりしているに違いない。
絶対タレントより大変だよな~。
峠越えする羽目になっても付き合わなければならないし。

で、さらに思うのが、この手の番組って制作費がとても安上がりなんだろうなあ、と。
テレ東が開拓しただけのことはあります。
出演者は多くてせいぜい四人。
これでどうやってドラマを作っているかというと、地元の人とのふれあい。
つまりさらなる出演者を地元でテキトーに捕まえているのと一緒なのです。

そしてそうやって出てくれた地元の人にはおそらく”ギャラ”は払っていないだろう。
せいぜい”寸志”だろうなあ。
別のタレントを連れてくるよりも圧倒的に安上がりなはず。

つまり地元の人の好意にたかって作っている番組と言えます。
ま、ある意味、テレビ業界の”驕り”を象徴する番組でありますな。