”にわかファン”を作っているメディア連中
これを書いているのはサッカーW杯で大盛り上がりの時期。
このエントリーがアップされるときはどんな結果になっていることか。
いや、私はサッカーには興味がナイ。
W杯の盛り上がりの中で、たまに見かけるのが”にわかファン”を揶揄するコメント。
でも、にわかファンでもいいんじゃないの?盛り上がれば。
にわかファンによるブームはってのはサブカルチャーみたいなもので。
誰かに迷惑をかけているわけではないし、ま、別に否定するものじゃないんじゃないの?(たまに迷惑行為もあるらしいが。渋谷でとか)
問題なのは、にわかファンを作って自身の利益にしようとしている連中。
具体的にはテレビ局ラジオ局。
視聴者やリスナーを煽って煽って。
でもまー、こういうのもビジネスモデルの一つみたいなもんで。
しかしテレビ新聞ラジオ等のメディアの最大の問題がここにある。
日本国民全員をにわかファンに仕立てようとしている。
すなわち日本国民の画一化。
テレビなんか他の局で中継をやっていれば、その時間帯の他局は視聴率をあきらめきったつまんねー番組ばっかし。
ラジオなんか、ほぼ全局が中継。サッカー中継以外に聴くものがナイ。
人々の”多様性”を全く考慮していないんだよね。
今回のサッカーもそうだし、
水に落ちた犬を全局が一斉に棒でたたくようなことをしているし。
そんなようにみんな一斉に同じようなことをやってりゃ、そりゃあテレビ局や特にラジオ局の経営が苦しくなるのも当然。
テレビの情報番組とかやニュースの名を借りたワイドショーなんかにマトモに付き合っていたら(見ていると)、自分のアタマで考えられない人間になってしまうぞ?
押し付けられた画一的思考しかできなくなってしまうぞ?
テレビが普及したころに言われていた「一億総白痴化」という言葉を今こそ思い出すべきかもしれない。
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