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戦隊モノの人気の要因はそこではナイ

異色の戦隊モノ「ルパパト」が、親も子も魅了する理由 | dmenu映画


実は私も戦隊モノ、毎週見ております。
上記コラムでは今シリーズの「ルパパト」人気の要因についていろいろと述べられているが、そこじゃあないんだよなー。

そもそも戦隊モノは毎シリーズが親子で楽しめるものになっていて、それなりに人気があったし。
面白いのは別に今シリーズに限ったことではナイと思うのだが。
W戦隊というのが目新しいので、そこが評論されることが多いが。

戦隊モノの人気の本質は、まずは、一見複雑に見えてシンプルなストーリー。
子供でもある程度の年齢であれば理解できる。

これに比べて「仮面ライダー」の酷いこと・・・
とにかく複雑にすりゃあいい、と思ってんじゃない?
造形ももうわけがわからんし。
いわゆる”平成ライダー”で良かったのは、平成一作目の”クウガ”だけだ。
あとはほとんど”カス”な出来。たまに”そこそこ”があるくらい。
ちなみに、”そこそこ”の出来だったシリーズの主演俳優はその後ブレイクしている。
仮面ライダーはもう何作も作られているのに、主演俳優はその後ほとんど”消えて”いるでしょ?
シリーズ自体がつまらないから忘れ去られるのだ・・・

閑話休題
戦隊モノに話を戻すと、
戦隊モノは各シリーズでみんなほとんどおんなじ形をしているのに人気が続いているでしょ?
それはストーリー背景のシンプルさに因るところが大きいのだ。

そして、戦隊モノの人気のさらに大きな要因は、実はキャスト構成なのだ。

親子、お父さんと子供、あるいはお母さんお父さんと子供、さらにはおじいちゃんも一緒に楽しめるのはなぜか、登場人物をよく見てもらいたい。
各世代の目を惹くように緻密に計算されている

まず、子供はヒーローのキャラクターやメカにかぶりつきますわな。

お父さんはどこを見るか。それはキレイな、あるいはカワイイおねえさん。(戦隊の女性メンバー)
(否定できますか?(笑))
お母さんは、変身前のイケメン。(戦隊の男性メンバー)
(否定できますかな?(笑))

そしてさらに、シンプルなストーリーに深みがあるように見せるために、渋い系の俳優さんを毎シリーズで必ず一人は配置している。
シリーズによっては昭和のアイドルを出したりなんかして。
これにはお父さんおじいさん涙目(笑)

ストーリーでもコメディ回は特に、昭和のベタな展開をしたりとか。

ここまでやってて家族全体で見ない理由が見つからない(笑)

これに比べたら仮面ライダーの酷いこと・・・・・・ムダにイケメンを消費(笑)