「全国学力テスト」なんか止めたら!小中学校は”基礎だけ”を叩きこむ!
大阪市長「学力テスト発言」が危険である根拠 | 子どもを本当に幸せにする「親の力」 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
現在の全国学力テストなんて弊害しかないと思う。
上記コラムでも弊害がつらつらと述べられている。
だいたい、子供の「考える力」などといって応用問題ばっかりやらせるようになっているのが問題というか、馬鹿馬鹿しいことだ。
学習塾で講師をしていた人から聞いた話。
学校の授業では教科書をほとんど使わず、”プリント”ばっかりやらせているそうで。
で、結局、応用問題の”パターン”を覚えさせることに終始していると。
これが全国学力テスト一位の秋田県の実態である。
実際、成績はそこそこ良い子に数学の方程式問題の見たことがないパターンを出題したら、とたんに方程式の基本を無視した解き方をし始めて、わけが分からなくなっていたと。
小学校中学校では応用問題はそこそこにしておいて、
学問の基礎とか人としてのマナーを徹底的に叩き込むだけでいいのではないか。
応用問題”しか”やってないとロクな人間が出来上がらない。
例えば、いわゆるブラック企業の経営者は、いかに簡単に利益を上げるかという”応用問題”しか考えていないから、労働者を徹底的にこきつかって労働力を搾取すればよいという解決法を出してしまう。
”価値の交換”という経済の大基本を知らない、のだ。
冒頭で紹介したコラムの、大阪市長の発言も然り。
学力の基礎とか基本がどこにあるか分からないから、
全国学力テストの結果を校長や教員の人事評価とボーナスの額に反映させる
という馬鹿な”応用”を考え出してしまうのだ。
いい歳した大人でも基礎・基本を叩き込まれていなければこうなる。
全国学力テストに代表される、応用問題偏重で育った子供がどんな酷い大人になるか、
少しは考えられたい。
でもどうせ、学校とかの教育現場や教育ばっかりを考えている人は一般社会の経験値が少ないだろうから、わかんないだろうけどねえ・・・