大手携帯通信会社でつながりにくいエリアがあるところは”遅い”はず
複数大手キャリアに対応 マルチキャリアMVNOは便利? - 日経トレンディネット
今回のネタはMVNOではない。
基本的にはライフラインデバイスをMVNOにすべきではない。
どの会社もいつ潰れてもおかしくないから。
気になったのは上記コラムの2ページめで
「例えば、筆者の実家では、今でも1階が圏外になる通信会社があるため・・・」
つまり、現在でもまだ、”つながりにくい”大手キャリアがあるってことなのだ。
冒頭のコラム中では「圏外になる通信会社」がどこかはもちろん言っていないが、だいたい想像がつく。
あの売国奴の会社だろう。
例えば、私の携帯電話は街中で圏外になったことはないが、当時友人が使っていた某売国奴キャリアはデパートの地下へ降りただけで”圏外”。
そんなことと同じようなことが現在でもあるっていうことなのだ。
現在のスマートフォンの通信で主に使われている2GHzくらいの電波は、ビル影だの地下街だの細かいところのエリアを広げていくのには技術力が要る。
そしてさらに、現在のスマートフォンのデータ通信は高速化のために電波を何本も使っている。
だから一見圏内であったとしても、複数電波を全てとらえきれていないということもあるだろう。
そういった状態ではデータ通信は当然遅くなる。
少し前にデータ通信の速さばかりを宣伝していたキャリアがあったが、そういうところは細かいエリアの拡充は後回しにしていたのだろうと推測できる。
いくつかのサイトでは各キャリアの通信速度を定期的に測定しているが、
どうせそれは○○駅前とか高速道路のSAとか、誰でも思いつきそうな代表的な地点。
キャリアのエリア拡充に対する姿勢は、デパートの地下とか下町とか住宅街とか地味な地点に表れる。
キャリアを選ぶ際は慎重にした方がいいですぞ。
MNPするとお得だからって、ホイホイと変えない方がよい。
2GHz帯の電波がどんなものか、少し前に”プラチナバンド”と騒がれていた電波がどんなものか、これらをイメージできれば大手キャリアの優劣を判断するのに非常に役立ちますぞ。