昔気質技術者のお小言

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車にも電流計が欲しいが・・・そのうち要らなくなる?

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私もそれなりの年齢なのだが、上記コラム中で知らないものがいくつか。
そのうちの一つが「アンメーター」。

現代の車はバッテリーに負担がかかっている。
前照灯以外で最も負担をかけているのは、”アイドリングストップ”。
一時停止でエンジン止めてしまって、再発進でセルモーター回す。
それを街中で何回も。
バッテリーの放電量・充電量は多くなる一方だ。

バッテリーの充電状態と充電電流を目視できるメーター、すなわち”アンメーター”のようなものが欲しいね。
バッテリーへの充電電流が大きければ、発電機にエンジンパワーを取られて燃費が悪化しているのが意識できるはず。
・・・とすると、アイドリングストップ”が燃費向上にはほとんど意味がないことがばれてしまうから、車メーカーはアンメーターは付けないだろうなあ・・・

それでなくとも、マイルドハイブリッド車でもバッテリーの充放電の様子がディスプレイに表示されており、
モーター駆動用バッテリーとその他の車載機器用バッテリーのメーターの区別がつかなくなる人が多くいるだろう。

また、最近のクルマはディスプレイ上にたくさんのインジケータ(警告灯)が。
これ以上メーターを増やすとわけわかんなくなるかも?
今でもすでに横滑り防止装置が自分の車についているのを知らない人が多数いそうだしねえ。

そして、車の”電動化”が進むと、コストダウンのためにバッテリーが”一元化”するかもしれない。
そうすると車載機器用バッテリーの”アンメーター”はさらに要らなくなる、と・・・