昔気質技術者のお小言

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テレビのコメンテーター、本当に悩んでいる?

「コメンテーターがテレビで中身ない発言せざる得ない事情」

https://www.news-postseven.com/archives/20180831_747937.html


このコラムには”ジャーナリスト”のコメンテーターの意見も載せられている。
「コメンテーターも悩んでいる」と。
この人はラジオだともう少し”エッジの効いた”ことを言ってはいるのだが。
しかしラジオといえども、言いすぎて名前を冠した帯番組を終了させられて局出禁になった経済アナリストもいますしな・・・昔の話ですが。

コメンテーターも悩んでいる、とか言っても、
テレビでよく出てくる”ただのタレント”、何の専門家でもない本当にただのタレントのコメンテーターはどうかと思う。
まあたぶん制作側もどうかと思っているのかもしれないけど。
こういう人たちは”悩んで”はいないでしょ?
どーせ誰でも思ってるようなことしか言えないんだから。

そしてこういった”ただのタレントコメンテーター”は見る側の思考力もスポイルする。
誰でも思いつくようなことしか言わないから、視聴者がそのコメンテーターの意見を自分の考えていることと混同して”思考”しなくなるぞ。
それこそがテレビ制作側の目的かもしれないが・・・

だから私はテレビの情報番組、ニュースワイドショーは見ない。
あまりにくだらないから。
ラジオの方が情報が密だし、消費電力も少ないし。ネットしながら聴けるし。

ま、”エッジの効いた”というか”角が立つ”ような意見を読みたければ、やはりネットということになるのだろう。
もちろん、ネット上の情報は玉石混合、というかほとんど”石”ばかりなのだが・・・
角が立っているような意見を読めば、少しは自分で考えるのだ。