昔気質技術者のお小言

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”自然破壊車”SUVってみんなおんなじ形になってない?

「ホンダ「新型CR-V」のデザインは何が売りか シンプルながらも割と考え抜かれた造形だ」

https://toyokeizai.net/articles/-/235309

まー、今度のCR-Vも売れないでしょうなあ・・・
売れたとしても”新車効果”のときだけ。
息が長く売れ続けるとは思えない。
ホンダ車に乗ることが多かった私にしてみても、クダラナイ車だ・・・
というか、昨今の”SUV”全般がクダラナイのだが。

各社のSUVと言われる車、”シルエット”にしたら区別がつくだろうか?
区別できるのは車マニアかメーカーヲタだけだと思う。
私のようにSUVをクダラナイと思っている人間には全部同じに見えて区別がつかないはずだ。
だから海外でもそれほどヒットはしないだろう。

CR-Vの初期型がヒットしたのは、ひと目で当時の他の車と違うことが表現できていたからだ。
その写真はこの↓記事中に。

ホンダCR-V日本復活も75万円値上げの不可解 | 経営 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


そしてこの形は、小さい寸法のわりに(3ナンバーだが)車内が広く、そして運転しやすいのだ。

昨今のSUVと言われる車はどうか。
ただデカいだけ。
もし万一オフロードに分け入ることがあったら、そのデカさを持て余すはずだ。
(前にも書きましたが、車で意識的にオフロードへ入るのは自然破壊の行為です)

N-BOXとかを作るような気持ちでSUVを作ってみるべきではないのか。

自然破壊につながるのであまり言いたくないが、SUVの真骨頂はオフロードも少しは走れるよ、というところにある。
そういうシチュエーションでは外形が小さい方が取り回しやすい。
キャンプなどに使う時は車内が広い方がよい。
だから、N-BOXやフィットの方法論をSUVにこそ適用すべきなのだ。

ま、やっぱりなのだが、
フロントが長い目のつり目になっている時代のホンダは本当にダメですな~。