昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

折りたたみ型とストレート型のどちらがよいのか

フィーチャーホンもかつてはどれも同じ形だった

INFOBAR xv、電源の入る実機が披露される」

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1142154.html


もう現在はフィーチャーホンのデザインについて考える人はいないでしょうが・・・

フィーチャーホンの”末期”は折りたたみ型ばかりになっていました。
このブログでは「スマートフォンは遠目で見たらどれもみんな同じ四角い板」などと言っていますが、
当時のフィーチャーホンも遠目で見たら色以外はどれも同じ形状(折りたたみ型)になっていたのです。

現在は 折りたたみ型デバイス=”ガラケー” となっています。
折りたたみ型デバイスを持っていると、
「まだガラケー使っているんだ~」
とアタマが悪い輩は揶揄するかもしれません。

しかし、INFOBARのような形状・形態であれば、フィーチャーホンが見直される機会になるのではないでしょうか。

しかしながら携帯デバイスは、折りたたみ型とINFOBARのようなストレート型では一長一短があります。

ストレート型だと”開く”必要がない。シンプル。
機構的にもシンプルでありましょう。
一方、ディスプレイを手動で消灯しなければならない、かも。
タッチパネルでなければ自動消灯にしておいてそのままポケットに入れればよいのですが。
スマートフォンもざっくり言うとストレート型ですな。
ディスプレイがカバーされていないから傷める可能性が比較的高い。

折りたたみ型だと開けばディスプレイは自動でオン、閉じれば自動的にオフ。
閉じておけばディスプレイは保護されます。
時計だけだったら開かずにサブディスプレイだけで確認できて、懐中時計のようにも使用できます。
しかし、サブディスプレイという余計な部品が必要になったり、折りたたみ機構にコストがかかったりするでしょう。

それにしても、今さらフィーチャーホンの形状について考察してもねえ・・・
でも、今こそ”フィーチャーホン然”とした携帯デバイスに注目すべきだと思うのです。
ハードキーボードが付いていることはともかく、掴みやすさ、操作のしやすさの観点から。

先日ラジオであるアナウンサーが言っていました。
「この間エレベーターでスマホを落としちゃって!
 エレベーターの入り口の隙間にスポーン!って!!!」

スマートフォンはただ”手のひらに乗せているだけ”だからこんなことも起きるのだ!!
ちなみに、そのスマートフォンはエレベーターのメンテナンスの人に保守スペースを開けてもらって、無事回収できたそうで。ディスプレイは割れたそうですが。