昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

”ハイブリッドスポーツ”車が流行るだろう

”釣り表題”の記事。

kuruma-news.jp

”スポーツカー”なんてひと言しか出てきていませんな。

中身は”電動化”についての一般論。

アクセス数を増やすためにねじ曲がった表題をつけたんでしょうなあ。

 

でもせっかくだから、電動化とスポーツカーについて考察してみまする。

ちなみにここでいう”電動化”とは、上記記事でも述べられているようにハイブリッド車を含むものです。

 

スポーツカーの楽しみとは?

その時々の状況に応じてエンジンパワーを出せるギアを選択して車を操ることでしょうな。

カーブに入るときにシフトダウン、カーブはパーシャルな状態で曲がり、カーブの出口で低めのギアで鋭く加速、とかとか。

カーブのRでどのギアを選択するかとか。

 

だとすると、”スポーツカー”がピュアEVだと面白くもなんともない。

トランスミッションがないから。

アクセルを踏めば踏んだだけ加速するだけから。

変速の必要がない。

スピードを出したければ大パワーのモーターを積めばいいだけ。

 

しかしこれが”ハイブリッドカー”だと違ってくるでしょう。

電動システムが”電気ターボ”として作用する。

鋭い加速が必要な時にモーターでアシストする。

 

つまり、”電動化”がされても”スポーツカー”のカテゴリーはなくならないと。

昔にターボエンジンが付き始めたときと同じように”電気ターボ”としてハイブリッドシステムが活用されると。

”電動化”(ハイブリッド化)はスポーツカーにこそふさわしい、のでは。

 

つまり・・・ホンダのCR-Zは”早すぎた”んですなあ・・・