AMラジオ放送は廃止されてしまうのか
AMラジオ局がAM放送をやめてFM放送に乗り換えることができるよう、日本民間放送連盟(民放連)が総務省に制度改正を要請する方針を固めた、そうな。
将来的にはAMラジオ放送は無くなるかもしれません。
これについて”ノスタルジック”な意見は多いでしょうが。
「昔は深夜放送を・・・」とか、「遠くのラジオ局をこうやって聞いていた」とか、「AMラジオを自作したもんだ」とかとか。
しかし上記記事でも指摘しているように、AMラジオ放送の設備を維持するだけの体力がラジオ局には無くなっていくのです。
ノスタルジックなことばかり言ってはいられないのです。
AMラジオの電波を送信するには、まずは広大な敷地がいるのです。
設備もデカいでしょう。
FMだとそれほどでもないのです。
これはやはりラジオ離れによる収入減少でありましょう。
いくらradikoが盛り上がっているとはいえ、儲かるのはradiko社だけだし。
ラジオ放送にはロクなスポンサーがつかなくなっているし。
スポンサーは胡散臭い過払金請求業者がメイン。
それにしても、遠くまで届かないFM放送電波をこれまで(AM放送)と同様に広い地域に届けるとしたら、FM放送の中継局が数多く必要で、その維持にもお金がかかるのでは?と素人は思ってしまうのですが・・・
山向こうにFM放送を届けるには、携帯電話の基地局ほどではないですが、それなりの数の中継局が必要になるでしょう・・・
また、遠くまで届く電波を使わなくなることによって、何か別の問題が発生するのでは。
AMとFMの違いとか、なぜFM放送の電波は遠くまで届かないのか、などはこの本を参照してみてください。
電波と無線の一番やさしいお話: スマートフォンやWiFiを理解するために・・・お母さんもイメージできる!