太陽電池の出力低下を抑制する技術とは
産総研が結晶シリコン太陽電池の出力低下を抑制する技術を開発したとのこと。
http://news.mynavi.jp/news/2013/05/23/121/index.html
ここで考えるのは、この技術自体のことではなく。
こういう技術が開発されるということは、現在の太陽電池の出力低下が懸念されるということ。
つまり、最近そこかしこにある太陽電池パネルのうちの相当数は、耐用年数を待たずして出力が低下する可能性があるということでは?
すなわち、太陽光発電で省エネとか売電とかでお財布に優しいとか言っていても
結局は太陽電池の買い替えがすぐに必要になって、
経済的にも環境的(CO2排出的)にいっても元は全然取れない、ってことですな?
粗製乱造される太陽光発電パネルもあるであろうことを考えると、この割合は小さくないのでは。
太陽電池を作るのだって相当なエネルギーを必要とする。
イコール、太陽電池製造時にはCO2を相当排出するということ。
何度も言っているが、風力発電ではそういう指摘が以前にあった。
風力発電機の製造によるCO2排出と風力発電によるCO2排出節減量はトントンであると。
この分では、太陽光発電パネルにかかるCO2の収支はマイナス(結局はCO2排出量の方が多い)でありましょう。
こういう指摘はもっとあってもいはずなのだが、そういう言論は封殺されている?