昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

これらは宗教団体か?

まずはこれらの記事を読まれたい。

http://news.nifty.com/cs/economy/economyalldetail/jcast-173260/1.htm

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/bn-20130606-2761/1.htm

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-177055/1.htm

 

こういう経営者が脚光を浴びたりすることが多く自分を勘違いしているので日本の労働問題は無くならないのだ。

 

物を作って売る、サービスを提供する、っていうことの本質がわかっていれば労働問題は起きない。

会社は労働者の時間と労力を買って代金を賃金として支払う。

労働者は自分の労力と能力と時間を売ってその代金として給料を受け取る。

これは物やサービスの売り買いと全く同じことだ。

 

そういう基本的なことを無視しているのがこれらの経営者である。こういう連中は資本主義国ではなく某半島の北地域で会社をやるべきではないだろうか。

 

若手の成長とか向上心などというものをビジネスモデルに組み込んでいることが間違い。

もっと分かりやすく言うと、社員のタダ働きの分をビジネスモデルに組み込んでいるわけだ。

ちなみにこの手法は塾業界でも横行している。

 

向上心なんてものは社員が自分で持つもので、人に押し付けられるものではない。

向上心を持たせるようなエサを社員の前にぶら下げられない経営者連中が決まってこういうことをするのだ。

 

社員の時間を拘束したら対価を支払う。

当たり前のことだ。

対価以上に働いてほしかったら、鼻先にニンジンをぶら下げる。

それに食いつこうとする者だけが努力すればよい。

逆に、誰も食いつかなかったらニンジンが、つまり経営方針が間違っているのだ。

 

正当な対価もなくこき使うのはアヤシイ宗教団体と変わらない。

これらの経営者は自分を教祖と思っているふしがあるな。