提灯記事の典型例
この記事を書いているのは参院選の結果が出てからそれほど経っていない時。
(どんだけ更新記事が溜まってるんだ)
そんな時にこんな記事を見かけた。
http://woman.mynavi.jp/article/130722-030/
(女性向けサイトの記事だが、最初にこれを見つけたのはニュースまとめサイトである)
超悪質とかいうわけではないのだが、”提灯記事”の典型例と思われるので紹介。
そんなことは言われなくてもわかるよ、とか、あるいは、提灯記事とは気がつかなかった、
この双方の方々とも、ネット上のヤラセ記事とか偽口コミには引っかかりやすいと思われるので、自覚してご注意されたい。
この和民の記事が掲載されたのが参院選投票日の次の日。
ネット上でブラック企業の代名詞となっている某企業の某会長(立候補に伴い会長を辞職)と何か関係があるのか、と思ったが、選挙自体とは関係性は無いだろう。
しかし、某企業のブラックイメージを改善しようとして掲載したものであると思われる。
その理由は、「和民」の記事の出方が唐突。有名な居酒屋チェーンは他にも多数あるのだが、なぜいきなり「和民」だけなのか。
ちなみにこのサイトの過去記事を検索しても、居酒屋チェーンを一つだけ取り上げた記事は無い。
このサイトの編集者が「和民に行ったことある?ってアンケート摂ろうよ」っていきなり言うとは非常に考えにくい。
その時期にはきっかけとなるような社会現象などは何もなかったはず。
もしも編集者が完全にニュートラルの立場だったら、社会情勢をかんがみて
「最近何かと話題の・・・」くらいの枕詞くらい付けるはず。
つまりこのことだけでも、この記事はワ○ミから依頼されて書かれたものと思われる。ブラック企業の代名詞ともなってしまった企業イメージの回復を画策が目的。
この「和民」記事の基となっているアンケートももちろんワタ○の依頼によるものだろう。
それは言うまでもないか。
まー、記事自体は目くじら立てるほど悪質ではないのだが、提灯記事のヤラセ記事であることは間違いない。
もし、この記事内に「和民のPR記事です」との明記があれば、悪質感はゼロになるのだがね・・・
それにしてもこの記事を書いた人はラクだったねー。
アンケート結果をもらってそれを写して、あとは数行チャッチャっと書いたら終わる記事だもん。
これでいくらなのだろう?
私だったら絶対に「最近別件でよく耳にするワタミですが」との一文を付けてしまってボツになる(笑)