経験したことがない、という言葉は
最近の気象情報では、経験したことがない大雨、という表現が使われる。
この表現について、ある有名教授がブログで批判していた。
いわく、これまで経験したことがないと言っても過去に同じくらいの雨量のときがあった、と。
つまり正確な表現ではないと。
確かにその通りかと。
経験したことがないとしながら過去に経験している雨量だと。
しかし、表現の言葉が正確ではないとしても、こういう表現をすることは必要なのではないか。
気象情報は、大災害の可能性を分かりやすく伝えなければならない。
その場合、「経験したことがない」という言葉は災害の危険のイメージを的確に伝えられるのではないか。
しかしながら、ちなみに前出の有名教授は、この言葉を引き合いに出して
テレビ等マスコミがつく”ウソ”やいい加減な報道について糾弾することが目的。
別に言葉尻をとらえたあげあし取りが目的ではない。