昔気質技術者のお小言

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トイレットペーパー考

現在使っているトイレットペーパーは、とあるスーパーで安売りセールしていたもの。

このトイレットペーパーが安いのは、1ロールあたりの長さが短いことも理由の一つだ。

1ロールの長さが短くても外形の大きさは変わらない。

使ってみるとよくわかるが、紙の巻き方の密度が低い。スカスカな感じ。

ま、別にかまわないのだが。

しかし、トイレットペーパーは置き場所を食う。デカいから。

だから、外形が同じだったら1ロール当たりの長さをできるだけ長くした方がコストダウンになるのでは?

トイレットペーパーの単位長さ当たりの輸送費や倉庫費などがかなり低減されるはずなのだが・・・

そういや昔、1ロール当たり通常の倍くらいの長さのトイレットペーパーがあった。

これは、トイレットペーパーの芯を無くして、その分多く巻いたのだ。

ホルダーにセットするときの専用芯は別売。

これは結構便利だと思ったのだが、流行らずに消えてしまったね。

理由を考えると、

トイレットペーパーには芯があるものという固定概念を覆せなかったのか、

ホルダーの部品を替えるのが受け入れられなかったのか。

現在ではトイレットペーパーホルダーは片手で交換できる仕組みが一般的になっているので、トイレットペーパーの芯が無いタイプだと取り付けられないこともある。

しかし、当該トイレットペーパーが発売されたのは、トイレットペーパーホルダーが現在の形になるずいぶん前なのだ。

そう考えると、やはり、トイレットペーパー→芯、の固定概念の壁に負けたのかね?

・・・てなことを座りながらつらつらと考えてしまいました(笑)