過去の資産はアドバンテージにはならない
なんか最近ちょくちょくChromebookとかいう言葉を目にする。
http://news.livedoor.com/article/detail/8408092/
あたしゃよくわからないが、ChromeOSを搭載したパソコンのことかい?
Chromebookのシェアは1%とのことだが(分母がどういう範囲か知らないが)、
これからシェアを伸ばしていくだろうね。
その理由は、MicroSoftがMicroSoftOfficeなどのすでにある資産に頼っているフシがあるから。
マイクロソフトは相変わらずGoogle批判を続けているが
(正直このGoogle批判は当たっていると思う)
今回のChromebook潰しでは、Officeソフトが使えないことを前面に出しているからだ。
http://jp.techcrunch.com/2013/12/07/20131206microsoft-really-doesnt-want-you-to-buy-a-chromebook/?ncid=jpLNewsTC
過去の資産に頼ったがそのうち無くなった、という例は昔の日本市場でもあったのだ。
もはや忘れている人も多いと思うが、NECのPC98パソコンが日本市場をほぼ押えていたところに
IBMのDOS/V互換機が上陸してきて・・・
その際NECは過去の資産が使えることとスクロールが速いことなどをCMでうったえていたが、
抵抗空しく、間もなくDOS/Vの軍門に下ったのだ。
もしマイクロソフトがOfficeソフトを個々のパソコンにインストールして使うというやり方だけにこだわるならば、
確実にグーグルにやられてしまうだろうね。
勝手な想像ではあるが、グーグルは今後支配下の企業(その企業自身は支配されているという自覚がないが)にWiFi網の整備を進めさせて街中のどこでもネットに無料で繋がるようになれば、
ChromeOSはあっという間に広がるだろう・・・
私は個人的にはオフラインでは使えないパソコンなんぞ使いたくないのだが、
そういう人はそのころには少数派になるだろうねえ・・・
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