昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

腕と身体がバラバラの原因

ある日のスクールでレッスン生が1面に12人もいて(そういうバカなことをするテニススクールなのだ)、

頭にきたし、球数を全然打てないから全然疲れないしで

その時は力いっぱい打っていた。

そしたらレッスン後に友人に言われた。

「腕力で打っていたね~」

いや、自分では身体をきちんと回していたつもりなのだが・・・

ということは、力んで打つと身体と腕がバラバラなのだな。

野球のバッティングで言うところの”身体が開く”ってやつですな。

おそらく、その人によってストロークの身体の回転量の最適値が違うのだ。

プロ選手とかの写真を見ると身体がかなり回転しているが、

週一プレーヤーなんぞが身体を回し過ぎると腕と身体のリンクが離れる。

だから、身体は回しすぎないのがよい、と思う。

ただし手打ちのおっさんなんぞは回しすぎるくらい回せ!!

また別の日。

ついつい力んでミスショットした際、「(身体の)軸がどっかいっちゃってるよ~」と。

これも腕と身体のリンクが離れたので身体の軸がどっか行っちゃうのではないか。

それではそうならないようにするにはどうするか。

打点に顔を残せばよい。

バイクのライディングと一緒だ。

バイクは顔が向いた方に進んでしまうのだ。

ストロークでも顔が前を向いてしまうから軸がぶれる。

最近は、顔を前に向けたまま(球を横目で見て)打つ、とする指導もあるようだけど、

これはできる人とできない(やってはいけない)人がいるんだろうね。