陥りがちな”スイング理論マニア”
ちょくちょく紹介していたテニス関連の電子書籍に、くだらないレビューが付いていた。
(もうどの本かは挙げないが)
まあ、意見を言うのは自由だが。
しかし本の意図とかを全く理解していないただの”スイング理論マニア”であろう。
スイング理論マニアは、何かというとスイング理論を聞きたがる、教えたがる。
ある程度の実力があれば、スイングの改善には理論が必要だ。
ただし、自分を客観的に評価できないのはただの”スイング理論マニア”である。
そしてそれは”自称”中級者や”手打ちドヤ顔オヤジ”に陥る。
自称中級や手打ちドヤ顔オヤジをディスる(今風に言うと)のは、
そういう連中は概してマナーが悪いから。
そしてそういう人間は当然のごとく自分のカッコ悪さも分からない、と。
自分を客観視できる人間がマナーが悪いわけがナイ。
実際、上級者および本当中級者でマナーが悪い人は私の周りには皆無。
少し接しただけでこちらが恐縮してしまうこともある。
そしてそういう人たちは皆きちんとしたスイングをしている。
スイング理論を収集しても、それを自分に適用したときに上手くいかないのは
根本的な考え方が間違っているから。(理論ではなく)(理論も本質ではない場合が多いが)
それに気づかずにスイング理論マニアになってしまうのは、
理論を収集すると上手くなったような気になるから。
コーチなんかは、理論を説いていればコーチっぽく見えるし、コーチとしての自己満足も得られる。
こないだのレッスンなんか(また愚痴ですが)、またまたスイングの説明一回で7分間も喋ってやんの。
ああ、貴重な反復練習の時間が・・・。
同じことを3回も繰り返して説明してさらに素人には適用できないムダなプロ理論。
・・・金返せ~
部活もやっている高校生とか(てゆうかなぜ夜のレッスンに部活高校生を呼ぶのだ?)
レッスン外でも反復練習をたくさんできる人ならばいいのだろうけど、
メンツをつらつら見たらそういう人たちではないよね?
プロでも高校生でもジュニアでも一般人でも女性でも、
それら全部に同じ理論を適用しようとするからおかしなことになるのだが。
スイングを分解して説明しても、初級者にとっては身体の動きがバラバラになるだけ。
実際、コーチが言うとおりに身体を動かしている(ホントに)のに上手く打てず、それをまたコーチに注意されている人もいる。
誰の責任だと思っているのだ?
相手に合わせたテニス理論が必要だと思わんかね?
・・・ということにも”スイング理論マニア”は陥るわけで。