昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

うーむ、バカバカしい・・・

ノーベル賞受賞者の国別ランキングに関するコラム。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150810-00000008-ykf-int

うーむ、バカバカしい・・・

特に韓国が焦っているとのくだりが。

もういちいち説明するのはなんですが、

ノーベル賞なんか単なる”結果”に過ぎないし、ノーベル賞が多いか少ないかでその国の科学技術力を評価するような意識も意味はナイ。

ノーベル賞なんて所詮私的団体が決めるもの。

科学系の賞は公平性を考慮してはいるようだが。

ノーベル賞なんて、国が基礎研究等に力を入れてきて、その結果として”たまたま”受賞者が多い少ないとなるだけのこと。

ノーベル賞受賞者は神ではないし、全てにおいて優秀な人間であるとも限らない。

事実、こないだのノーベル賞受賞者人間的にはどうなの?と強く思われる人だったし、

某研究所理事長もノーベル賞受賞者だが、発表論文に関する疑惑を研究者個人に全て押しつけて組織をバックれさせようとした。

だから、国として科学技術政策の目標を”ノーベル賞受賞”においたりするのはとてもクダラナイ。

韓国のようにロビー活動なんて愚の骨頂。

ノーベル賞で騒ぐマスコミは単にくだらない”話題”が欲しい体質なのだから仕方ないが、

国策として”ノーベル賞”の言葉を出すのは、まあ、その国の科学技術開発力の衰退が始まっていると言っても過言ではないだろう。

そう、日本でいつぞやそんな言葉を聞いたなあ・・・