「メタボリックシンドローム」シンドロームとか
なんかこのニュースサイトも煽り見出しが多くなってきたなあ。Business Journal化している?
http://toyokeizai.net/articles/-/82996
で、結局この本の宣伝らしいのだが。
ま、それはともかく、上記コラムの内容のように、
世の中にはアヤシイ食品表示とか説があふれていますな。
糖質制限ダイエットだって、脳ミソの唯一のエネルギーの炭水化物を取らなくなることで”バカ”になってしまうわけだし!
いわゆるメタボだって基準がおかしい。
腹囲なんて、”体格”でいくらでも変わるもんだし。
細身の私なんか腹がタプッとしていてもメタボ検診では全く引っかからない。
その反面、もともと骨太の人は、ほんの少し腹がたるんだだけで「メタボ」って言われることになる。
まー、世間が”メタボリックシンドローム”シンドロームにかかっているということですな!!
その他にもいくらでも。
コレステロール値に関しては、学会が見直しを発表したのがもうずいぶん前。
しかしその話は世間ではかなり限定的にしか報道されなかった。
それはきっと、コレステロールを下げる薬とか低コレステロール食品が売れなくなってしまうから!
血圧の基準もそう。
全ての人に同じ”高血圧”の基準値をあてはめるのが間違い。
前出のメタボ基準と同じようなもの。
人によって適正血圧は違うのだ。
また、”減塩”しすぎることによる弊害も相当なものがある、そうだ。
こういったことも指摘はされているが、なかなか一般論にはならない。
それも、血圧降下剤や、今や巨大市場となった減塩食品が売れなくなってしまうからですぞ!
こう見てみると、世間の「○○シンドローム」ってのは大抵、企業が儲けるためのものが多い。
そのために我々は”○○シンドローム”シンドロームにかからされている!、と思って物事を見てみた方が正しい評価ができると思うのだ。