昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

ETCバーを取ってどうするのだ・・・?

ETCバーを撤去するという実験について、ヒジョーに疑問に思っていたが・・・やはりそう考える人もいるわけで。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00010000-norimono-bus_all

上記がリンク切れしているかもしれないので、ちょっぴりまとめておくと、

ETCバーを無くす必要はあるのか、バーが無くなることを切望している利用者はいるのか、役所によるあまり意味のない仕事づくり、と。

私が車にETCを付けたのは十年くらい前か。

かなりしばらくの間は意識的に付けなかった。

そのわけは、なんかの機会にETCレーンを高速で抜けようとする車の事故映像を見たから。

こんなバカ車がいるんじゃETCレーンを通過するのはコワイと思ったのだ。

自分が減速しても後ろからバカ車に追突される可能性があるわけだ・・・

バーが無くなれば追突されることはない?

いやそんなこともないだろう。さらにスピードを出して突っ込むバカが出てくるだけだから。

そしてもし、上記コラムで引用されているETCレーンになったらば、

出口での高速料金の確認ができない。

引用されている図では料金表示機らしきものが設置されてはいるが・・・

料金の確認ができないのは一般消費者にとってかなり不便。

ETC端末の方に表示されるだろうが・・・

というわけで、ETCバーを撤去するという施策には、私には意義とか意味を全く見いだせない。

お役所役人があんまりヒマで考え出したのかね?

それでももしETCバーを取るってんならば、それに合わせて料金所前後に車の退避スペースを設置すべきだ。

ETCカードが端末に刺さっていないとかの際に、端末から警告が出るが

その際に道路の脇に退避してカードの差し込み操作を行なうための停止場所。

自分にそのつもりが無くても単なるうっかりで”キセル”の汚名を着せられるのはかなわんですからな・・・