フッ素樹脂加工フライパンの常識
まあ、これは家庭でもほぼ常識になっているのでは?
フッ素樹脂加工フライパンの使い方の注意点。
http://dot.asahi.com/dot/2015110200054.html
常識では、と言いつつ、私も以前はやらかしていた。
さすがに強火で熱したり、金属へらでガリガリはしていなかったものの、
フライパンをそのままテーブルにもってきて食べたりしていたし。(汗)
だって鍋から食べるのは一人暮らしの基本である!!(笑)
ま、そのせいか、そのフライパンは毎日は使っていなかったのに一年くらいでコーティングが剥がれた・・・
コーティングが剥がれてきたフライパンは捨てるしかありませぬ。
人力でコーティングを全部完全に剥がせてしまえれば、コーティング梨のフライパンとして使えそうなものですが、
実際にやってみると(笑)、ま、完全に剥がすのは無理。
で、調理中に剥がれてきたコーティングも一緒に食べる羽目になるのだ・・・
あと、注意したいのが洗うとき。
ネットなんかで調べると、フライパンが熱い状態のときに水を入れる、てのがあった。
これは”鉄フライパン”だけ。
樹脂加工フライパンでもこの方法を紹介しているネット記事なんかがあるのですが、それは完全に間違い。
フッ素樹脂などの”膜”は、下地の鉄などの金属と熱膨張率が大きく違う。
そこに急激に水で冷やされたら・・・剥がれやすくなる。
そもそも”膜”ってのは剥がれやすいものなのです。
「メッキが剥がれる」なんて言葉があるように。
特に金属と非金属系は膜の接着力が弱いものなのです。
だから、”多層構造”てのは接着力の観点からなのかもしれません。
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鉄やアルミなどの母材と”膜”の接着力が弱い場合、その間に両方ともそこそこ接着力がある膜を挟んだりします。
メッキとか、蒸着膜をやっている技術者の人ならばお分かりかと。
もちろん上記フライパンがそういう目的の多層膜かどうかは分かりませぬが・・・