昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

そのニュース記事は「ステマ」

Yahooニュースとかを見ていると、なーんか、メーカーなどからお金をもらって製品やサービスを宣伝するような記事、すなわち「提灯記事」が多いなー、とは思っていましたが。 私も知らなかったが、それは提灯記事ではなくステマ記事」であるようで。 これを読んで初めて知った・・・ http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20151103-00051076/ 企業などがどっかのライターに「うちの商品を紹介するニュース記事書いてよ~」って依頼するのではなく、 大規模に仲介する、しかもそれを完全なニュース記事(一見)として媒体に掲載する、ということが行なわれていたそうな。 Yahooニュースに掲載されていた車の専門ニュースサイトとかマイナビニュースとかはおかしな記事が多いなー、とは思っていたが、やはり、という感じ↓ http://diamond.jp/articles/-/76611/ http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/15310 これまで私が単に「提灯記事」と思っていたのは「ステマ記事」だったわけだ。 まあ、私はちょっと読んだだけでそれが分かるが(これまでは提灯記事と思っていたが)、”ニュース”として信じてしまう人は決して少なくないと思われますな・・・ ”ニュース”なのか”ステマ記事”なのかはよく読めば分かりますぞ。 Yahooニュースの運営も、読んでステマ記事と思ったから契約解除したわけで。 以下、推測ではありますが、かなり当たっていると思う。 ・ある商品だけを褒めちぎるように紹介する記事 ・ランキング形式の記事(車関係に多い) ・従来の商品の欠点や問題点を指摘して、じゃあ良い物は?という構成の記事 ・「ネットでの評判は」などと某ちゃんねるの書きこみをコピペしているような記事  (ステマ記事なんか”取材”できないからこうなる) ・「話題に」という言葉が表題についている記事
・表題が煽り文句 こういった記事はステマ記事と思って間違いないだろう。 車関係の記事なんか、おそらく9割方はこれでありましょうな。
昨今はココナッシオイル”(わざと誤字してます)の一連の記事がかなりアヤシイ。 ま、ある”説”を紹介して、その引用元として”本”をあげているのは、それは単なる宣伝記事なので罪はありますまい。 宣伝であることが分かりやすいからだ。 しかしステマ記事は誤解する人が多い、というか、それを狙ったものだから、ま、詐欺に等しい。 そしてそれが、仲介業者によって系統的に行なわれている、つまり詐欺集団が存在しているわけで。 一方、新聞だって思想的ステマ記事と呼べなくないものが少なくないのだが・・・
ニュースは新聞・テレビではなくスマホで読むべき理由
しかしながら、”公平”じゃないものはどこか引っかかることが多いでしょう。 きちんと公平性を分析しながら記事を読まなければならない時代なのだ・・・(汗)