ある意味危険な「ありがた味」
鶏ささみ肉を、簡単に、シンプルな料理で、主菜として、美味しく食べられないかを考えていた。
巷によくあるレシピのような揚げるだの茹でてサラダにするだの、ではなく、あくまで簡単にシンプルに。
ま、私は料理をほとんどしないのでメンドクサイってことなんですけどね(笑)
ホントは鶏むね肉がいいのだけど、あのマッチョなかたまりを切るのすらメンドクサイ(笑)
”思考実験”はかなり行なった。
メインの資料はこれ。
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安い肉で、簡単に、ってことで、今回は鶏ささみ肉をソテー。
上記資料を参考にしつつかなり丁寧に。
それをさらにコンソメベースのスープに漬けた。
そうやって作った第一回試作を人に食べてもらう(食べさせた)機会があり。
自分で食べた感想は「まあこんなもんかねえ・・・」的だったのだが、
臭みがなくて美味しいと意外に高評価だった。
というわけで、第一回試作で完成とするかなー。
しかしながら。
つらつら思うに、やはり”ありがた味”の影響が少なくないのではないか。
”ありがた味”とは私が常々主張している、甘味とか塩味とか旨味以外の”味”である。
他人が作ったものはそれだけで”ありがた味”という味が加わっているのだ。
だから、作ってもらったものはそれだけでもかなり美味しい。
つまり、今回私が作ったものも、”ありがた味”を除くと全く美味しくない可能性があるわけで。
だから、調理法とか味付けとかはそれを差し引いて評価しなければならない。
”ありがた味”の効果は意外に大きいので、実はクソ不味い料理だったという可能性もあるのだ・・・
いや、ありがた味の効果を打ち消すどころではない不味い料理もたまにありますけどね・・・(笑)
でも、ま、
”ありがた味”を感じない人は心の味覚細胞が死んでますぞ!!(笑)
私の周りにはそういう人はいないようだ(笑)