力がないから遅く振る
まー、トレーニングしているわけじゃなし、週に一回しか球を打てないし、で
筋力はもう増加しませんな。
そんなわけで、そういう身体でどう打つかをいつも研究していますのだ・・・
最近分かったのは、”意識的に”遅くスイング(ストローク)する、ということ。
昔のような感覚でスイングしても力が”抜ける”だけである。
ムダに速いスイングで力がすっぽ抜けるよりも、インパクトがしっかりしている方が数十倍マシ。
まあ、現在でも筋力を維持しているような人には当てはまりませんが・・・
中級者用以上のラケットを使いこなせているかどうかが一つの基準。
ラケット重量で言うと300グラムが基準で、それ以上か未満か。
ラケット重量が300gあれば、以前と同じように振り回しても、まあいいのではないか。
しかし腕力が落ちるとボレー等の取り回しがきつくなる。
そうすると280gくらいのラケットに替えたりする。
そうするとストロークで力がすっぽ抜けやすい、のだ。
勘違い、というか理解していない人が大部分だと思うけど、
重いラケットと、いわゆる軽量ラケットでは、後者の方が実はスイングが難しい。
力を入れるタイミングとかね。
(上級者では自然にできることですが中級者ではできないこともある)
重いラケットだと多少力がすっぽ抜けていてもラケットの重量だけで球を飛ばせる。
軽量ラケットだと重量が足りない分、インパクト時に力を”きちんと”加えなければならないのだ。
そしてその力は、”速く振る”のとは異なる筋力である。
こういうことは結構忘れがち。
(”手打ちドヤ顔オヤジ”は初めから知らないが(論外))
コーチも同様。
とにかく速く振ればいいと思っているのがいる。
それはアタマも筋肉の高校生だけ言え!
球を潰せとうるさいのもいる。
球を潰すにはそれなりのスイングスピード、それなりのタイミングが必要。
それも知らない脳ミソ筋肉コーチは初級者クラスでうるさく言う。
だから手打ちドヤ顔オヤジが量産されるのだ!