「端末0円」終了→官製不況、と言うが・・・
政府の介入による携帯電話料金値下げは、端末メーカーなどが疲弊する「官製不況」へと、と。
http://diamond.jp/articles/-/83599
上記コラム中では、日本の携帯電話料金は国際的にみても高くない、としているが。
何度でも言う。
よそはよそ、うちはうち、日本国民が”高い”と感じていればそれは”高い”のだ!!
通常の日本の商売は、「価格は市場が決めるもの」なのだが
(ちなみに外国ではこの考えは理解できない人が多いそうだ)
携帯電話料金に限ってはこの考え方が通用しないようだ。
キャリアが決めたものを押しつけられている。
市場原理は働かない。
ユーザーのために料金プランを常に考えている、と言うが、
結局、いかに”見かけ”を安くするか、実際に安くなったとしてもその分を他のユーザーからいかにむしり取るか、だけじゃん?
これも何度でも言うが、
我々はオーバースペックの回線を押しつけられていて、不当に高い料金を請求されているのだ。
勝手に通信速度を速くされて、速い回線だからと値上げする、これが携帯電話料金の歴史だ。
ウソだと思うならば調べてみるとよい。料金の歴史はネットを探せばいくらでもある。
動画ばっかし見ているような超ヘビーユーザーでもなければ通信速度はひとケタMbpsあれば十分。
超速い回線なんか必要ない。
必要ないのに料金を払わされている。
例えて言うならば、電気料金で実際の使用量よりも極端に大きいアンペア数で契約させられたようなもの。
(ヘッタクソな喩だが)
なぜこんなことを”識者”は指摘しないのだ???
携帯電話値下げ議論の政治的な裏目的なんか、はっきり言ってどうでもいい。
我々消費者は実際の負担額が減少すればいいのだ。
「端末0円」ができなくなってメーカーとか携帯電話会社が疲弊したならば、
それはこれまでが”バブル”だったってことなのだ。
スマートフォンバブルね。
必要のないものを盛大に売りつけ、必要がないほどの高速回線にお金を払わせる、で儲ける。
これが”バブル”でなくて何なのだ???