肩甲骨の反動が使えるか
久々にテニスの技術論の話。
いやー、腕力がない・・・
体幹力も無い・・・
これでどうやってストロークを打つんだ?ってことで、いろいろ研究中。
週に二回も打てれば腕力や体幹とかは向上していくだろう。少なくとも現状維持は可能。
しかし週に一回、短時間では筋力は落ちる一方、そして筋力が落ちるお年頃、なのだ。
普段ちょっとでも腹筋とか腕立て伏せなんかをやっていれば、それがホントにちょっとでもストロークはかなり楽になる。
でもやっていないんだなあ(笑)
というわけで、そんな肉体でどうやって打つのか?
これまでの研究では、腕全体のスナップを使うように打つと、比較的ラクに球を飛ばせる。
腕全体のスナップは”運動連鎖”を使わないとできないので、スイング的にも間違っていないはず。
しかしタイミングを合わせるのがムズカシイ。
特に週一プレーヤーでは。
そしてインパクトで力が入る分、腕がすぐに疲れる。
”手打ちドヤ顔オヤジ”は手だけで打っているから腕力は鍛えられていてこんな感触はないだろうねえ。
いろいろ試していて・・・
肩甲骨の反動を意識することに思い至った。
フォアハンドの場合。
テイクバックでラケットが身体の斜め前くらいに置く。
(テイクバックでラケットを引きすぎないのはもはや常識)
そのラケットと腕がその位置に置き去りにされるように身体の回転を開始。
そうすると、肩甲骨が背中側に寄せられる。
その反動で腕とラケットが前に振り出される。
運動連鎖的に見ても動きは正しい。
腕を前に振り出す、ということを意識しなくてすむせいか、腕も比較的疲れない。
ただし球速はそこそこにとどまる。
体力がない、筋力が低下、している年頃はこういったいろいろな工夫が必要なんだよね・・・
運動連鎖的には間違っていないから、見かけもまあ大丈夫だろう。
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”スイングマニア”とか筋力不足者の気持ちが分からないコーチなんかは
ラケットは身体の回転で引き出すのが当たり前、と思っているだろうが、
運動神経があまりよくないものにとっては、身体のどこに意識を集中するか、がとても重要なのだ。
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