歴史は繰り返す?ポータブルTV
ポータブルテレビが売れているんだそうな?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/coltop/15/116010/011500004/
いやー、ポータブルテレビなんているのかね?
スマートフォンなんかのワンセグで見ればいいじゃん。
最近はいわゆるフルセグにも対応しているから画質もよいだろうし。
そもそも、”地デジ”は高精細だから大画面で見た方がいいんじゃないの~?
なんて、わざと揚げ足とりの考えをひと通りしてみた(笑)
そうすることによってポータブルテレビの意義が見えてくる。
むかーし、コンパクトディスクってえのが出始めたころ。
レコードに比べて音質は格段に良い、原音の再現性はけた違い。
だから最初はオーディオマニアが飛びついた。
CDデッキなんてビデオデッキくらい、あるいはHDDレコーダーくらいの大きさがあったものだ。
音質を劣化させないようにすると当時の技術ではそのくらいの大きさにはなる。
そんなときにフットプリントがCDケースの大きさしかないCDプレーヤーが発売された。
東芝 10WP1 REGZA(レグザ) 防水ポータブルテレビ 10.1V型 価格:36,738円(税込、送料込) |
持ち運びもできるくらい。
高音質のCDをそんなちゃちな機械で聴いてどうするのだ???
という意見が相当あったものだ。
それがその後どうなったか。
ポータブル型のCDプレーヤーが各社が何機種も発売し全盛となった。
デジタルだから小型化しやすい。
すなわちCDの特性の高音質よりも、CDの携帯性に目を付けたのだね。
もちろんそれでもマニア以外には十分に音質は良いものだが。
ポータブルテレビが今後もっと流行るならば、これと同じことだと思う。
デジタルであることの特徴の一つの、小型化しやすい、というところに主眼が置かれたということだろう。
そしてもちろん、それでもアナログテレビよりも画質は良い。
ある程度の電波強度があればどこでも同じそこそこの画質で見られるし。
ま、ポータブルテレビが売れている?という話を聞いての後出しジャンケン的意見ですがね(笑)