昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

やっぱりネットより紙の本

「若者の本離れ」のデータについての一つの見方。
非常に面白い見方。
読書時間がゼロである割合が最高値更新をしたのだが、
その一方で1日1時間以上の読書をするという学生が20%もいる、と。
まー、昔から読書しない輩は読書しないし。
現在のようにスマートフォンがない時代、何もすることが無くヒマだったら本を手にするしかなかったという時代。
現在ではスマートフォンがあればヒマつぶしも自由自在。
つまり、元々本を読む気がなかった層が本当に本を読まなくなっただけである可能性もある。
ま、それはそれとして。
スマートフォン(ネット)が知識収集のメインになると、正確な日本語が使えなくなる可能性が大である。
ネット上のブログとか掲示板とか、誰でも自由にアップできるサイトは、当然だが個人が書いた文章がそのままアップされている。
その中には、もはや正確な日本語なんて使えない連中がかなり多数。
単語や言い回しだけでなく、論理の構成も含む。
一方、紙の本は出版社が出版している。
その過程には、編集者が読んだり最終的には校正が入る。
つまり日本語に精通した人のチェックが入った後に公開されているのだ。
ネット上の文章を読み続ける、というのは、食べ物で言ったら腐りかかった食物、添加物満載の食べ物を毎日食べ続けるようなもの。
若者にとっては特にアブナイ
ネットではニュースとかを読んでいるから大丈夫、という考え方もあるかもしれない。
しかし、よっぽどカタいサイトでないとおかしな日本語を使っていることもある。
某ラ○○○アニュースなんて、見出し・概要なんか中学生以下。(たぶん中学生以下レベルの素人に発注しているのだろう)
某産○ニュースだって、三流週刊誌なみの見出しがついていることがある。
ネットへ記事のアップは誰かがチェックしないのか???
だから、時々紙の本を読んで”デトックス”することは必要かもしれない。
かくいうワタクシ、昨今は紙の本を全然読んでいないなー(汗)
え?それがこのブログの文章に表れているって?
す、す、す、すいません・・・
殴り書きでも一応正確な日本語を使うように心がけてはいるのですが・・・(大汗)