昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

年寄りは年寄りであることを自覚・自認すべき

とあるラジオ番組を聴いていたら、70代女性リスナーからのメールの紹介。
その内容は・・・
先日メールを読まれたが、おばあさんであるかのような読まれ方(パーソナリティの発声)をされて非常に不快であると。
自分はそんな喋り方はしていない。
てなもので。
メンドクサイ年寄りだなー。

いやいやいや、自分が自覚していなくても、歳とればジジクサイ・ババクサイ喋り方になるのだ。
自覚できていなくても、だ。
声のハリは無くなるし、早口でしゃべれなくなるし。
女性の場合はいくらよそいき用の高い声を出していてもだ。
若い娘とは声の質が全く変わってくる。

男性でも同様。
なんか声に低音要素が多くなる・・・

声はともかく、年寄りは自分の衰えを自覚・自認しなければならない
そうしないと周りが迷惑。

いわゆる”美魔女”だって、よく見りゃ歳相応、
顔のシワは隠せても身体のいろいろな所はたるんでくる。
発生に使われる部分も筋力が落ちたりたるんだりしているから、発声もそれなり。
そして運動神経は衰えている。

そういったことを自覚できない、認めたくないような老人が、電車で席を譲られても受け入れられずトラブルになったり。
無理して車を運転して逆走したりとかね。
そして、冒頭で紹介したラジオ番組のリスナーのように、めんどくさい年寄りになるのだ。
大体そういうクレームを付けること自体が”年寄り”!

かくいう私、70代にはかなーり遠いが、それなりに衰えているのは自覚している。
知力・体力ともに。

喋りもジジクサイなー、と自覚せざるおえないことがある。
話のネタが古いのはしょうがないが(笑)、話が長い、ちとクドイ(汗)
これは歳取るとどうしてもそうなるのだよ・・・
歳を取ると自分の経験を吐き出したくなるからだ。
飲み会で上司の話が長いのはそういった理由による。
そしてそういった上司は自分が年寄りくさい話をしていることを自覚できないのだ。
これも”年寄りあるある”ですな。

うっ、このブログも話が長いなー(汗)
しかしおしゃべりと違って、ブログの文章が長くても誰かにからんでいるわけではないから、それほどメーワクではあるまい・・・