昔気質技術者のお小言

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ドコモの新料金、ダメだこりゃ

ドコモの新料金の話。ま、ダメダメだね。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/380/380851/

詐欺的料金体系の根本は変わらない。
カケホーダイという詐欺プラン契約者しか対象にしていないから。

値引き額も少なすぎ。
例えば体重70キロの人が5キロ減量するのは大変。
しかし体重100キロの人が5キロ減量するのは簡単だ。全く負担にならない。
それと同じ。
元々クソ高い料金、値引き額的には目を引くかもしれないが、元々クソ高い料金だから値引き後も高いことには変わりない
最大で2500円の値引きというが、その場合の元々の料金は体重150キロの人と同じという感がある・・・

大体、カケホーダイ契約者しか対象にならないというのが、ドコモが詐欺から足を洗う気が無いことを表している。
長期契約者をバカにしているとしか思えない!!

値引きしてもこんな詐欺的料金じゃあ、ドコモでは絶対にスマートフォンにしない!!
やはりMVNOかねえ・・・

こんなことを言っていると、
日本の携帯料金は他先進国に比べて高くはない、とか
こんな高品質の回線を提供できている、とか
うそぶく輩がいるのだが。

それは詐欺師と詐欺師に丸め込まれた輩の言い分。
そもそも、データ通信の料金はこれまで値上げされ続けてきたのだ。
しかもいわゆるステルス値上げで。

これも何度も言っているが、かなりの割合の人は3ケタMbpsなんて通信速度は必要ない。
実質ひとケタMbpsあれば動画だって見られる。
(WiMAX2+の通信速度制限がかかっている時の速度)

それなのにどんどん高速化して、それに対応した料金体系しか提供しない。
超高速回線なんか必要がない人にも押しつけて高い金をむしり取っているのだ。

技術的には3ケタMbpsの回線を10Mbps程度に制限して提供することはできるはず。
MVNOでは確か遅くした回線を提供しているから。

それを全くやらず、画一的な回線速度を押しつけて高い料金をむしり取るのを詐欺と言わずして何と言う?

総務省も通信容量のことばかりを指摘して通信速度を指摘しないのは
単に詐欺の片棒を担いでいるだけである。

そこまで文句を言うんだったらドコモなんか使わなきゃいいじゃん、と言う輩もいるだろう。
確かにそうだが、他の2社はもっと悪かったりするのだ。
というわけで、メイン回線は従来型携帯電話だ。
モバイルネット回線、すなわちドコモの契約を切ったスマートフォンタブレットWiFi運用。である。