昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

サンダル論

やっぱり一体成型だったのか・・・
先日のタモリ倶楽部を見て思った。

何の話かというと、サンダル。
便所サンダル、略して”ベンサン”の特集。
ベンサン収集の第一人者の人も来ていた。
このシリーズが主に取り上げられていた。
便所サンダルVIC。
このメーカーの工場の様子、製造工程も紹介されていて、
それによると金型に原料を入れて成型、という感じ。

ほとんどの人はこの種のサンダルを履いたことがあるだろう。
そのフィット感は他の安物サンダルに比して秀逸。

このフィット感は、形状自体や各部に施された細かい工夫によるところも大きいが、
最大の要因は一体成型だと思う。
材質が柔らかいこともあるが、各部がばらばらに反応しないから。

いや、サンダルなんて何でもいいじゃんと思うかもしれないが、安物のダメなものはちょっとしか使わなくてもすぐ壊れますぞ。
たとえ家のトイレでしか使わないものであっても。ベランダでしか使わないものであっても。

例えば100円ショップのサンダル。
たまにしか使わないからこんなんでいいだろう、といわゆる”健康サンダル”タイプを買った。

イボイボが付いたやつね。
・・・底がすぐ剥がれた。
(上記リンク中の商品ではない)(けど値段はおんなじくらいだし)
ま、どうせ100円だし、とまた100円ショップで買った・・・また底が剥がれた。

安物だからしょうがないと思うでしょうが、いかに安物でも接着剤をもっとまともなものは使わないのか???

3回目はさすがに・・・
”剥がれる”ことを考えて、一体成型のものを探したのだ。(100円ショップで)
これは100円ではないが、こんな感じ。
100円ショップっで買ったのは2色使い。

・・・これは長持ちしてますぞ。100円なのに。

そもそも材料力学的に言ったら、
力がかかった時には、その力は異質な材料同士の界面や接続面にかかるし、
そもそも異質な材料だから曲がり方などが同じではない。
だからさらに大きな力が接着面や縫製箇所にかかることになる。
ゆえにすぐに壊れる、と。

だから、”便所サンダル”タイプの方がフィット感はあるし長持ちもする、近所のコンビニくらいまでだったら履いていけますぞ、という話。