昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

カミたくなければ文章を読むべし

最近よく聞いている埼玉のFMラジオ局のとある番組。
その中の1コーナー。
女性アシスタントに読みにくい言葉を読ませる、”初見”で。下読みナシで。
そしてそれをかまずに読めるか?というもの。
読むのにかんでしまった言葉を送ったリスナーには賞品があるという。

いや、実のところ、これがおもしろくておもしろくて・・・
その女性アシスタントが尋常じゃないカミかたをする。
時々腹を抱えて笑ってしまう。

そしてもちろん、かんだらMCが容赦なくツッコむ。
そのうちその女性アシスタントが泣きださないかと心配になる・・・
このコーナーは面白いから手加減してやってくれい・・・

しかしながらよく考えると、”初見”で読むのって難しいよね。
心の中でも読んだことがない言葉はほぼ間違いなくかんでしまうのではないか。誰であっても。

でも、以前に読んだことがある言葉ならば、それを頭の中から引っ張り出せばよいだけなのでかむことは少ないはずだ。
すなわち、当該女性アシスタントは普段あまり”文章”を読んでいないんだろうなあ。
若い人らしいし。

とはいうものの、年配者だって最近”文章”をきちんと読んでいるかい?
昔の記憶だけで商売していないかい?
新聞なんて読む機会も減っているでしょ?
紙の新聞を読む人はスマートフォンを扱えない人、かもしれんし。(偏見)
しかしスマートフォン等ネットだと、文章は咀嚼せずに”見る”だけ。

だからそれなりの年齢の人であっても初見で読ませたらカミカミになる人は少なくないのではないか・・・?
もちろん私も自信はナイ。

なお、当該女性アシスタントの名誉のために言っておきます。
この人は番組中の曲紹介等の原稿読みではほとんどかまない。
ていうか、かんだのを聞いたことがない。

もちろんアナウンサーよりは滑舌はよくないが、充分なレベル。
水着写真なんか出している日テレクビ組のフリーアナウンサーよりも数百倍はマシ
ていうか、この女子アナウンサーが酷すぎることもあるが。
ニッポン放送の帯番組をやってた際は短い原稿でもかむし、イントネーションおかしいし、言葉の間がおかしいし、で聴くに堪えない。
私はこれでニッポン放送聴くのを止めました。
昨今はラジオのスポット番組でオリンピックのミニ情報を読んでいるが、たかだか一分も聴くに堪えない。

閑話休題
この女性アシスタントは事前に渡された原稿はしっかり読むんだろうなあ。
真面目さが感じられる。