昔気質技術者のお小言

~ おいさんのへりくつ日記 ~

”音質”の要素にはいろいろと

オーディオの音質を極めるために”マイ電柱”を建てるという話。
http://jp.wsj.com/articles/SB10191232058230093692804582254253646088474

まあ、私の技術系なので分からない理屈では無い。
ひとんちのノイズが電源を伝わってやってくる、そういうことはあるだろう・・・

でもそこまで気にするのだったら・・・
電力会社からの電気ではなくて、直流電源を設置した方がよっぽど良いのでは?

電線を伝わってやってくる電気は交流、それを直流に変換して電気機器内では使っている。
この変換の時にもノイズが出やすいし。
だったら最初から独立した直流電源を持ったら?と思う。
燃料電池で発電した電気を交流にしないで取り出すとか。
そこまでいかなくとも車用のバッテリーを改造するとか。

”マイ電柱”といえども、どこかで他の電線とつながっているわけだからね・・・

むかーし聞いた話。
プリント基板の電線パターンが直角に曲がっているとそこで渦電流が発生し音質低下の原因となる、と。
マイ電柱を建てるくらいまで音質を気にするのであれば、
オーディオ機器の中のプリント基板を全とっかえした方がいいのでは?
パターンが直角に曲がっているところは全てR(アール)をつける。

あと、アース。
アースまでのわずかな電気抵抗も音質低下の原因となる。
電気機器はアースポイントはゼロボルトとして設計されていて、
アースポイントが少しでも電圧を持つと設計からずれる→音質低下。
ま、このくらいだったらオーディオマニアだったらすでに対策していることだろうけど・・・

また、人間の側のコンディションも気にしないとね。
例えば、人間はストレスがたまると味を感じにくくなるそうだ。
だからストレスが溜まっている人は濃い味つけになりがち。
これと同じことが聴覚にもあるはずだ。

ストレスとは直接関係がないが、
昼間より夜間の方が聴覚が鋭くなる、と私は考えている。
つまり、夜間の方が細かい音を聞き分けられる。
夜になると動物の本能で、視覚情報が少なくなる分を聴覚でカバーしようとしているのではないか。
車のオーディオ、昼より夜の方が音が良いと感じていたのだ。
決してオーディオ機器の温度特性とかではない。
本当に良い音を聴きたいならば、自分の身体を”夜”の状態にしないとね!

マイ電柱を建てる前にできること、他に気にしなければならないことはいろいろあると思った次第なのです。