昔気質技術者のお小言

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今さらながらバックハンドは難しい

今さらだが・・・バックハンドは難しい・・・

レッスンにとある上手いおじさんがいた。
フォアハンドもバックハンドも見事なもの。
あと、紳士的なところもね。
本当に上手い人は態度も間違いなく紳士的なのだ。
どっかスイングがおかしい人は、”俺は強いんだぜ~”っていう態度を抑えていてもメーワクなオヤジ性格である。
閑話休題
このおじさん、女性がボレーに立つ練習ではフォアハンドはかなりスピードを抑えて打っていた。
ま、なんせ”紳士”ですからな。
手打ちドヤ顔オヤジ”はそんなときでも思いっきり打って、女性陣に陰口たたかれている。

ところが、このおじさんでもバックハンドはスピードを抑えられず。
ちなみに片手バックハンドである。

ここで思い出していただきたい。
てゆうか知らない人の方がほとんどであろうが。
本当に上手い人はゆっくりボールも自由自在に打てるのだ。
逆に言えば、ゆっくりしたスイングもできないのはまだそのスイングが身についていない。
(理屈はここでは割愛(既出))
強い打ち方しかできないのは自称中級”であるのだ。

というわけでバックハンドは難しい、のだ。
シングルバックハンドは特に”センス”がいる。
また両手バックハンドよりも体幹の力が必要だ。

じゃあ両手バックハンドはというと、これもまた難しい。
身体の柔らかさが必要。

教科書的な打ち方は、フォアハンドと同じように腰が前を向いてから腕が出てくるのだが、
身体が固いとこれは無理。
また、肩甲骨周りの柔らかさと可動域が必要なのだ。
だから私のような、体力が落ちる一方、筋力が落ちる一方、身体が固くなる一方(大汗)では、おばさんくさい両手バックしかできない

というわけで、やっぱりバックハンドは難しい、ということで・・・