昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

テレビは本当に面白いのか

私はこの人は嫌いである。
理由は、その前身番組”ニュースステーション”の久米宏氏と一緒で
報道やニュースに個人的意見を混ぜ込んで伝えるという、”偏向したニュース番組”を推進してきたからである。
ニュースステーション報道ステーションでニュース番組のくだらなさに気づいた。
しかし、この意見には同意したい。
今のバラエティー番組に必要なことは何なのか。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/11/09/kiji/K20161109013690670.html

テレビを見ないと言っている人は面白い番組を見つけようとする意識もない、というあたりとか。
そういう人は「どうせ○○だからな」と思考を停止する人だろう。

いや、私もテレビはほとんど見ない、つまらないから、などと言っている。
実際、ニュース解説系情報番組は中身がスカスカだし、長時間系ニュース番組は意味がない、あるいは偏向を促すイメージ映像で時間を水増ししているのでさらにスカスカ。
これらがかつてのニュースステーションとか報道ステーションだったのだが。

あと朝の情報番組ね。女子アナが朝からスイーツ食べて「キャー」って言ってるだけ、とか。
バラエティじゃひな壇で芸人が大口開けて笑ってるだけとか。

そんなんじゃラジオ聞いてた方がずっといいじゃん、ということに。
現代にテレビを長時間見ているのは、ラジオを聴いていないかラジオ局が少ない地方の人である(?)

と言っている一方で、一応テレビ番組もチェックしているのだ。
何か面白いバラエティや情報番組があれば録画セット。
ドラマも新番組はチェック。設定とかキャスティングとか。
だいたい似通ったものばかりだけどね。イケメンに頼っているだけのとか。

そんな中で私が録画セットしている番組を考えると・・・テーマを絞ったものが多いような。
タモリ倶楽部とかアメトーークとか。
ま、どちらも見始めてつまらなかったら即座に消去するが。

あと逆に様式美をが確立されたお笑い系バラエティか。
笑点は”様式美以外”が無さすぎる、あってもキャラ頼みの企画なのでもう見ていないが。

・・・と考えると、まさしく古舘氏の言う通り。
ニッチとか隙間的番組を私は好んでいるようだ。
そもそもテレビはなぜインターネットに食われたか。
インターネット上には様々なテーマがあるからだ。
ニッチな要求にも応えられるのだ。

だからテレビはこれからはいろいろなニッチなテーマを取り上げていけないのでは。
まー、ニッチだらけになったらわけわかんなくなりますが(笑)