昔気質技術者のお小言

車、日用品、家電製品、時事問題を技術者的に

評論家の後出しジャンケン

この記事を書いているのは、米国大統領選挙の結果が出てから数日後。

テレビとかニュースでは、まー、”後出しジャンケン”ばかり。
どう後出しジャンケンなのかは、それぞれの記事やコメンテータの言ってたことを思い出されたい。
最初は、選挙前はこいつらなんて言ってた?

ま、勝因や敗因の単なる”分析”をするのはかまわないのですがね。
予想がまちがっていたくせにエラソーに評論する輩とかいませんかな?

何度も書いているが、結果が出てからならば何とでも言える。
ビジネス系の記事でよくあるのが、「○○はなぜ失敗したか」「□□はなぜ人気を博したか」とかとか。
こんな評論なんか単なる後出しジャンケン
もう結果が出ているわけだから。
後出しジャンケンなのにエラソーに言う輩を私は軽蔑する。

テレビのコメンテータの輩は自分の予想が当たらなかったことを認識してものを喋るべき。
申し訳なさそうに言うのは可。

東京では流していないということがウリのとある番組で。
大統領選の予想が間違っていたコメンテータが「いや、私は間違っていたんですけどね」と言いつつ言い訳をしようとしたところ、
隣のコメンテータが「間違っていたんだから」とたしなめるシーンが。
いやいや、こうでなくっちゃね。
ちなみに”隣のコメンテータ”は、一度経済施策の予測を外した時に”坊主頭”になってた人である。